ゼルダの伝説’最新作。『ティアーズ オブ ザ キングダム』について、発売からわずか1日でエミュレーターで動作可能であることがわかった。Switchエミュレーター「Yuzu」の開発者の発表により明らかになっている。
Hey! Listen! Wait, wrong game
— yuzu (@yuzuemu) May 13, 2023
📣 Attention All 📣
🔥 Tears of the Kingdom is playable in yuzu
🚀 Full speed on most hardware!
✨ Experience in 4K or higher!
🚫 No hacks needed!
🎁 60fps, cheats, & more with mods
Experience the best way to play, today:https://t.co/cmwPNpop7G pic.twitter.com/SBmpsqE9ch
Switchエミュレーター「Yuzu」の開発者によると、『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』が既にほとんどのハードウェアにて、スイッチのドッキングモード時のネイティブ解像度である1600×900pを超え、かつフルスピードでプレイできるとのこと。驚くべきことに、これらの動作に関してハックが不要であることも重ねて述べている。発売前から非常に注目度が高かったタイトルだけに、エミュレーターの開発に関しても異例のスピード対応となったようだ。
実際に使用したユーザーからの報告も相次いでおり、RTX3000シリーズのグラフィックカードで1080pを超える解像度の動作や、一昔前のGTX1060でも1440pで動作したことが明らかになっている。今後さらに最適化が進めば、より多くのマシンでハイクラスな『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』を遊ぶことができるだろう。
一方で、今回のYuzuによる発表では60FPSの達成に必要なMODに関する案内も添付されている。しかし、海外メディアのPC Gamerによると、Yuzu公式とは繋がりがない有志のコミュニティによるもので、エミュレーター開発者による正式なものではないことが明らかになっている。また、同時にチートなどの文言も並んでおり、MODに関しては導入を控えたほうが良さそうだ。
本作のエミュレーターに関しては発売前から大いに話題になっていた。というのも、ローンチ時のデータと同じフルビルドが発売の数週間前に流出。ネット上で動画や画像が出回る事態となった。これに対して発売元の任天堂はスイッチのゲームをハックするのに使用するLockpickツールに対してDMCAを提出、YuzuとおなじエミュレーターのSkylineは任天堂からの法的な措置を恐れてプロジェクトを停止している。
優れた解像度と高いフレームレートで遊べることは大きな魅力だが、著作権に関する問題やハックなど、怖い要素も多いエミュレーターツール。筆者もスイッチの性能に全く不満がないわけではないが、もっぱら携帯モードで遊んでいるので、おとなしくオリジナル環境のままでクリアする予定(*´σー`)
「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」はNintendo Switch向けに好評発売中。