『ROG Ally X』をASUSがアナウンス。バッテリー容量2倍で長時間駆動、メモリも24GB搭載で今夏から発売開始

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ASUSは6/2、ポータブルゲーミングPC『ROG Ally X』を発表した。大幅に増量されたバッテリーをはじめ、大容量になったメモリなど主な仕様が同社公式ブログにて明らかになっている。

『ROG Ally X』はASUSが開発しているポータブルゲーミングPCだ。ゲーマー向けPCパーツでお馴染みのROGブランドの製品で、昨年6月に初代『ROG Ally』発売された。今回はその後継機にあたり、前世代のフィードバックを元に機能面でグレードアップされている。

具体的にはバッテリー容量が『ROG Ally』に比べて『ROG Ally X』は2倍に増加。80whの大容量でゲームを長時間楽しむことができるようになった。あわせてメモリに関しても24GBと大幅に増量しておりパフォーマンスが向上しているのが特徴だ。ストレージも1TB搭載、好きなゲームを沢山ローカル環境に保存しておける。

またパフォーマンスという点では、AMD Ryzen Z1 Extremeプロセッサーを引き続き採用しているほか、新たにマザーボードを見直したことにより排熱性能が向上。グラフィック処理が重いゲームでもより安定して処理することが可能となっている。

このほか、アナログスティックと十字キーが前世代機からアップデートされており、特に十字キーはより正確な8方向入力ができるよう再設計されている。アナログスティックに関しては、おもに耐久性が向上したとのこと。最近ではスト6を筆頭に格闘ゲームの人気も高まっており、それらのゲームを楽しみたい方には特に必見だ。『ROG Ally X』では、USB-Cが2口に増設されているので本機を充電しながらアケコンを繋ぐといった使い方も可能だ。

ただし、性能アップと引き換えに重量が70g増加していることや、厚さも4.5mm増えている点は注意して欲しい。ポータブルゲーミングPCというデバイスの特性上、軽量であることを重視するユーザーは前世代機の『ROG Ally』がオススメだ。

『ROG Ally X』は799ドルにて今夏発売予定。

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この記事を書いた人

キャリア系メディアでライターとして勤務後、2017年よりフリーランス。学生向け新卒メディアの取材を経験したのち、現在は趣味のゲームを題材にブログを管理・運営しています。

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