『Bloodborne』PCリメイクに反対はしない。宮崎英高氏がPC Gamerの取材で答える

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6/21の発売が迫るELDEN RINGのDLC『Shadow of Erdtree』の取材にて、フロムゲーファン定番の質問となりつつ「ブラボのPC版はいつ?」について回答したことが明らかになった。

イギリスの大手ゲームメディアPC Gamerが報じている。

『Bloodborne』はFrom Softwareが開発したアクションRPGだ。2015年に発売され、それまでに開発してきたデモンズソウルやダークソウルのノウハウを活かしつつも、ソウルシリーズとは異なった独特の世界観・奇妙で美しいビジュアル・中毒性の高いアクションが高く評価され今もなお根強い人気を得ているゲームタイトルだ。

本作はPS4全盛期に発売されたものの、以降は次世代機に移植されることもなく現在に至っている。そのためPS4バージョンのみ存在し、PS5で遊ぶ場合はPS4版のゲームクライアントを互換機能で起動することで遊ぶことが可能だ。しかし、根強い人気からよりリッチな環境で遊びたいという声も多く、次世代機もしくはPC版を望む声も非常に多い。

そんな同作の動向について、イギリスの大手ゲームメディアPC Gamerが質問したことが明らかになった。ELDEN RINGのDLCの取材中に記者が尋ねたところ、『同社Pの北尾泰宏と通訳のボビー・シンプソンが Bloodborneのリメイクが欲しいなんて言ったら、僕も困るよ。でも、反対はしないね』と答えたとのこと。また、取材では次のように続けたとも記載されている。

『Bloodborneのクリエイターの一人として、より多くのプレイヤーに楽しんでもらいたいというのが個人的な率直な意見です。特に、今が旬のゲームであり、古いハードでは失われる過去のゲームの1つであるため、そのようなゲームであれば、より多くのプレイヤーがそれを体験し、この過去の遺物を追体験できる機会があればいいと思う。だから、私としては、それは間違いなく反対ではない』

宮崎氏本人もリメイクを望んでいる声を聞き、PC Gamerの記者は興奮気味で文章を締めくくっている。実際、この内容を聞いて気持ちが弾むフロムゲーファンも多いはずだ。もちろん筆者もその1人(笑)。しかし、過去にIGNに回答していた通り、本作の版権は同社ではなくソニーが所有している。PC版を始めとする同作の新しい動きは、ファンの声がどれだけソニーに届くかにかかっているのかもしれない。

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この記事を書いた人

キャリア系メディアでライターとして勤務後、2017年よりフリーランス。学生向け新卒メディアの取材を経験したのち、現在は趣味のゲームを題材にブログを管理・運営しています。

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