RiotGamesは10月14日、EP5 ACT3にて実装予定の新エージェント『HARBOR(ハーバー)』の詳細を公開しました。あわせて、Youtube公式チャンネルでは『HARBOR(ハーバー)』のゲームプレイトレーラーもリリース。オーパーツとも言える古代のテクノロジーが秘められた腕輪を身に着け、水の力で敵を圧倒する姿が収録されています。
具体的には、敵の射線を遮る水の壁・自分や味方を守るドーム型のシールド・敵を押し出す巨大な波・さらにはサイト内全体を覆う間欠泉の展開など多彩な能力を発揮。これまでのコントローラーには無い、新たな魅力を持ったエージェントとなっています。
さて、今回のエントリーでは新たなコントローラー『HARBOR(ハーバー)』についてピックアップ。RiotGames公式が公開した動画をもとに、スキル名や効果など具体的な性能について紹介していきます。
Here’s Harbor in action. See how this new Controller Agent uses tide and torrent to pummel opponents and shield allies. pic.twitter.com/vlDWrRJoYQ
— VALORANT (@PlayVALORANT) October 13, 2022
【VALORANT】HARBOR(ハーバー)のアビリティ詳細/解説。荒ぶる水流で敵を跳ね除け戦場を圧倒するエージェント【ヴァロラント】
エージェント全体の仕様
種類と役割
操作キャラクターは「エージェント」と呼ばれ、それぞれのエージェントに「デュエリスト」、「センチネル」、「イニシエーター」、「コントローラー」の中から1つ役割が割り当てられています。
※各役割については以下の通り
- デュエリスト:キルが稼ぎやすいアビリティを中心にキャラが構成されており、いち早く戦闘に参加して敵を殲滅するエージェント。
- センチネル:防御型のエージェント。アビリティがテリトリーの補強や敵の攻撃の鈍化など、チームを守るのが主な役割。
- イニシエーター:索敵による敵の位置把握や、フラッシュやスタンによる妨害といったアビリティを中心にチームのチャンスを作るエージェント。
- コントローラー:視覚や進路の妨害のアビリティをメインに、相手の進行をコントロールすることで戦況を有利に運ぶのが主な役割。
全体を通じたスキルの仕様
スキルに関する仕様は以下の通り。『VALORANT(ヴァロラント)』ではマッチを通して獲得できる資金を使い、アビリティをはじめ武器やアーマーを購入する仕様となっています。
※各スキルの分類と仕様
- アビリティ1: ラウンド開始時、武器やアーマーと同様に購入できる
- アビリティ2: ラウンド開始時、武器やアーマーと同様に購入できる
- シグネチャー・アビリティ: 購入対象ではなく常時保有している。一定時間で再使用可
- アルティメットアビリティ: キルやラウンドを通じてチャージできる。また、マップ内のオーブを取得することで一気にチャージを進めることも可能
HARBOR(ハーバー)の概要
『HARBOR(ハーバー)』は荒ぶる水の力を操り、射線や行動を妨害してサイト内を圧倒する「コントローラー」のエージェント。2種類の波を使い分け、「ハイタイド」を使用することにより相手の射線を遮ることができるほか、「カスケード」によってサイト内の敵を押し出しスロウ状態にすることができます。
また、「コーヴ」を発動することで自分や味方を一定時間守ること可能。さらにアルティメットの「レコニング」によって、サイト全体をスタン効果のある間欠泉で満たすことができるなど、既存のコントローラーとは一線を画す、味方のラインを上げていく能力に長けたコントローラーとなっています。
【C】アビリティ1:カスケード『コスト:150/スタック:2』
『HARBOR(ハーバー)』が構えを取り、「発射」で前方に向かって波を発生させる。波は地形を貫通する。「再使用」で波の動きを止めることができる。波に当たったプレイヤーはスロウ状態になる。
アセント・アイスボックス・パールのミッドなど、一般的な幅の通路であれば全体を覆うことができるサイズ。前方に進む「カスケード」は任意のタイミングで止めることができるが、コントロールしなかった場合は35メートル地点で自動で止まる。
なお、この壁はアストラのコズミックディバイドと同様に敵味方問わず銃弾を通さない。
【Q】アビリティ2:コーヴ『コスト:350/スタック:1/耐久値:500/効果時間17秒』
『HARBOR(ハーバー)』がシールドを発生させる球状の水を構え、「発射」で「コーヴ」を前方に投げる。「オルト射撃」では軽く放る。地面に当たると弾丸を防ぐ水のシールドが展開される。
「コーヴ」をほったらかしの場合はその場に17秒展開する。敵から攻撃された場合は耐久値500を失った時点で効果終了。ヴァンダルだと13発程度で割ることができるが、ピストルラウンドでこれを割るのは非常に大変。
そのほかの特徴として、「コーヴ」の内側から攻撃を通すことはできない。従って、内側に隠れて一方的に攻撃するといった使い方も不可能となっている。
【E】シグネチャー:ハイタイド『コスト:なし/スタック:1/効果時間15秒』
『HARBOR(ハーバー)』が腕輪を構え、「発射」で前方に向かって展開する。「発射長押し」でクロスヘアの方向に誘導しながら水の軌跡を地面に描き壁を発生させることも可能。水の壁は地形を貫通する。壁の誘導中に「オルト射撃」で早めに止めることができる。これに当たったプレイヤーはスロウ状態になる。
「ハイタイド」はヴァイパーとフェニックスのカーテンが合わさったような仕様。水の壁を設置すると15秒間展開される。
【X】アルティメット:レコニング『コスト:7ポイント』
『HARBOR(ハーバー)』が構えを取り、「発射」で遺物の力を解放して地面に間欠泉のエリアを展開する。エリア内にいる敵プレイヤーは間欠泉から繰り返し攻撃を受け、攻撃に当たったプレイヤーはスタン状態になる。
範囲はかなり広くアセントのサイト内ぐらいであれば余裕で全体を囲える。スタンは敵のいる位置で計3回発生(ジェットやオーメンが行けるような高所に居ても漏れなく発動)するため、索敵としての能力も持ち合わせており非常に強力なアビリティ。
ただし間欠泉からスタンの判定までは時間が長く、移動することで回避可能となっているほか、仮にスタンが入った場合も効果時間が短いので過信しすぎないように注意。