『VALORANT』パッチノート6.11を公開。チェンバー強化/ヴァイパー弱体/パールBサイト改修/ショーティ&フレンジーに調整が実施

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RiotGamesは6月7日、『VALORANT』6.11パッチノートを公開した。長らく苦渋を舐めてきたチェンバーに強化が入ったほか、パールの改修などゲームバランスが大きく変わる変更が複数入っている。

今回のアップデートにてチェンバー・ヴァイパー・ブリーチに調整が入った。なかでもチェンバーは大幅な強化が行われている。「ランデヴー」でテレポート後に武器を構える速度が0.7秒から0秒に上昇。戦線離脱から復帰まで格段に早くなった。

あわせて、センチネルの能力として不可欠な背後警戒アビリティ「トレードマーク」においてもトラップの詠唱速度が4秒から2秒に上昇し使い勝手が向上。アルティメットの「ツールドホース」も発射速度が15%アップグレードされている。なお、今回の強化についてピック率の低下を踏まえて立ち回りの柔軟性を出すためだと話している。

チェンバー

パッチ5.12の変更以降、チェンバーのピック率が低下しています。当時の変更は、チェンバーの影響力を大幅に抑えるものでした。これからは彼のラーク能力を強化し、立ち回りの柔軟性に注力していきます。

ランデヴー(E)テレポート後、武器を装備する時間を短縮:0.7秒 >>> 0秒

トレードマーク (C)無効化範囲が拡大:4000 >>> 5000
トラップの設置速度が短縮:4秒 >>> 2秒

ツール・ド・フォース(X)発射速度が15%上昇

チェンバーと打って変わりヴァイパーには下方修正が行われている。これまで強化される機会が多かった同エージェントだが、パッチ6.11にて燃料に関する調整が実施。燃料回復が1秒間に5%から3.3%に減少し、さらに燃料満タンまでの時間が20秒から30秒に延長、これまで以上にスキルの判断が難しいエージェントになった。

ブリーチに関しては数値に関する調整はないものの、アルティメットの「ローリングサンダー」の警告ビジュアルが変更されているとのこと。

ヴァイパー

下記の変更は、ヴァイパーのユーティリティーを使用する際のダウンタイムをより明確にし、ヴァイパーとハーバーの視界を遮るアビリティーの増幅効果を調整するためのものです。

ヴァイパーとハーバーのどちらにも独自の競争力を持たせる必要がありますが、同時に相手チームがそれに対抗するための戦略を工夫する余地も必要です。ユーティリティーの有効時間中は、これまでと同様にヴァイパーは力を発揮できますが、この変更によってプレイヤーの皆さんは、その力をいつ使うかをこれまでよりも厳密に判断することが求められるようになります。アタッカーには敵ヴァイパーの燃料を枯渇させる手段と重要性を与え、ディフェンダーには奪還時にそれを活用する時間を長く与えることが狙いとなります。またこの変更により、ハーバーとヴァイパーが壁を交互に立てようとしてもダウンタイムが発生するようになります。

いつものように、私たちはこの調整が今後数か月間でどのように作用するか注視して、必要に応じて引き続き調整を行います。

燃料回復1秒あたりの回復量が減少:5% >>> 3.3%空になってから満タンまで回復する時間:20秒 >>> 30秒

ブリーチ

ローリングサンダー(X)警告のビジュアルをアップデートし、効果範囲の境界をより鮮明に。これにより、アルティメットが命中したかどうかが従来よりも分かりやすく

また、今回のパッチではエージェンントの調整だけに留まらずマップのアップデートも実施。現『VALORANT』きっての鬱エリア、パールのBサイト全体に改修が行われている。Bロングを中心に既存オブジェクトのサイズ変更・位置調整、新規オブジェクトの追加が入り、ディフェンダー側が取れる選択肢の幅が広がったとのこと。

今回の調整で新たな射線ができたほか、Bホールのスクリーンがスロープ側に近づいたことにより、スモークや壁などアビリティが使いやすくなったとしている。

最後に武器に関するアップデートも複数入っており、ショーティの購入価格が150から300に上昇したほか、予備弾丸数が減少。距離減衰に関する調整もあわせて実施された。ピストルラウンドで無類の強さを見せているフレンジーに関しても拡散率が上昇している。既存のコスパに富んだ武器が一気に調整された形だ。

パッチ6.11では今回紹介した以外にも、多数の調整や不具合が修正されている。さらなる詳細に関してはコチラをチェックほしい。

ショーティー

ショーティーがゲーム内で活用されているのは喜ばしいことですが、信頼性が高すぎることと入手のしやすさは少々問題です。そのため、ショーティーの価格を上げて購入の際にはより慎重な判断が必要となるように、そして完全武装の相手に一撃必殺を決めるには、より精密に狙いを定める必要が伴うよう調整を行いました。

予備弾丸数:10 >>> 6
価格が上昇:150クレジット >>> 300クレジット
減衰なしでのダメージが低下:12 >>> 11
最初のステップでのダメージ減衰(7メートル)が低下:8 >>> 6

フレンジー

長射程において、フレンジーは私たちが想定する強さを超えていました。拡散(ブレ)と反動の変更により、フレンジーの近距離でのパワーは維持しながら、長射程での戦闘はこれまでより難しくなります。

最小拡散率増加:0.45 >>> 0.65
拡散カーブを調整最大拡散率に達する弾丸数を5発目から6発目に変更
縦方向のリコイルカーブを調整最大リコイル(反動)に達する弾丸数を5発目から6発目に変更。代わりに総反動率を引き下げ
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この記事を書いた人

キャリア系メディアでライターとして勤務後、2017年よりフリーランス。学生向け新卒メディアの取材を経験したのち、現在は趣味のゲームを題材にブログを管理・運営しています。

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