Blizzard Entertainmentは6月7日、同社が開発するハクスラRPG最新作『Diablo IV』について「Blizzard史上最も早く売れたゲーム」となったことを報告した。Businesswireのプレスリリースにて明らかになっている。
『Diablo IV』はハクスラRPGの金字塔ディアブロシリーズの最新作だ。前作から50年後の世界を舞台に、サンクチュアリの創造主’リリスが帰還し、天使・悪魔・人間の壮絶な戦いが再び繰り広げられる。長年ファンから支持されてきたハクスラをベースに、本作ではオープンワールド・オンラインなどトレンドを取り入れ大幅にアップグレード。グラフィックやシナリオについても、前作を遥かに凌ぐクオリティを実現している。
6月2日に先行アクセス、そして6月6日に全世界同時リリースを迎えたばかりの本作だが、このたび「Blizzard史上最も早く売れたゲーム」になったとのこと。Blizzardはディアブロ以外にも『Starcraft 2』や『Overwatch』といった多数の人気タイトルを抱えているが、本作はこれらを凌ぐ速さで売れているようだ。あわせてプレスリリースでは、早期アクセス開始からの4日間で9300万時間プレイされたという。累計時間を年数に換算して1万年以上、人類の文明が始まって以来、1日24時間プレイすることに相当すると話している。
今回の快挙を受け、DiabloのゼネラルマネージャーであるRod Fergusson氏は、「これはDiablo IVチームにとって、何年もかけて作り上げた瞬間です」と喜びをあらわにしている。ゲーム史上最も豊かな物語とあるように、本作の作り込みは凄まじい。筆者自身も先行アクセスから本作をプレイしており、シナリオ終了まで夢中で楽しむことができた。もちろん、シナリオ終了後はハクスラの醍醐味であるエンドコンテンツが大量に用意されており、戦利品を求めダンジョン周回し、無限の強さを求めることができる。また前述の通り、本作はオープンワールド化しておりマップの散策やPvPなど遊びはダンジョンだけに限らず本当に幅広い。
現状でも凄まじいコンテンツ量だが、『Diablo IV』は既に2つのDLC開発もアナウンスしている。正式リリース以降もシーズン開始にDLCと盛りだくさんとなっており、最高のスタート切った本作がどこまで売り上げを伸ばしていくのか、サンクチュアリでのリリスの動向と同様にコチラについても注目していきたい。
「Diablo IV」は好評発売中。対応プラットフォームはPC・Xbox Series X|S・Xbox One・PlayStation 5・PlayStation 4となっている。
