【VALORANT】UX・UI関連のアップデートが5.08にてリリース。リザルト画面など最新のビジュアルが先行公開【ヴァロラント】

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RiotGamesは10月11日、公式ブログにて「VALORANTのインターフェースの未来予想図」を公開しました。投稿内では、パッチ5.08にてUX・UI関連のアップデートが行われることが明らかになっているほか、新規に実装されるビジュアルが一部先行して公開されています。

パッチ5.03にてエージェントメニューが刷新されたことが記憶に新しいですが、次回パッチにて行われるアップデートもこの一環にあたるとのこと。『UIのアップデートの目的は、リッチなビジュアルとわかりやすさを併せ持った魅力的なインターフェースを実現し、ゲームとマーケティングのビジュアルアイデンティティーを統合すること』と投稿内でも話している通り、待機画面・リザルト画面・対戦参加者一覧など、複数の画面で統一感あるクールなデザインに変更されています。

これらのアップデートは見た目の刷新だけが目的ではなく、将来実装される新機能など今後のVALORANTのためでもあるとのこと。UX・UI関連のアップデートはパッチ5.08の実装内容で終わりではなく、継続して複数のチームで開発進めて行くとあり、プレイ体験と明瞭性の両側面から今後もさらなる向上を目指していくと話を締めくくっています。

※以下、プレスリリース文を引用

 

VALORANTのインターフェースの未来予想図

 

VALORANTのUX(ユーザーエクスペリエンス)、UI(ユーザーインターフェース)、エンジニアリングおよびQAチームからお知らせです。UX/UI関連の変更がパッチ5.08より導入開始されます。これらのアップデートはゲームプレイ以外の体験にフォーカスしており、一部の機能を改良しつつ、スタイルを刷新するためのものです。

この変更にともない、一部なくなっている機能がありますが、アップデート導入後も引き続きフィードバックを募集しています。今回はアップデートを実施する理由や、そのアップデートにおける開発プロセスと考えをお伝えします。

なぜ今なのか?

アートチームは単に見た目を変えるためにアップデートを実施するわけではありません。いずれ機会が来たら正式にお知らせできる「お伝えするのが待ちきれない新機能」を含め、今後のVALORANTのための準備が進んでいます。現在は、ゲームが全体として目指している方向性を反映する、上質なUX/UIの開発を進めています。これには、UX/UI基準の再評価、アートの忠実性の分析、そしてゲームフローと描画を強化するモーションデザインの導入が含まれます。さらにこのアップデートは、将来的に新しいプラットフォームが登場した場合に備えて、より一貫性のあるビジュアルと機能性を維持するのにも役に立つでしょう。

開発プロセス

まず始めに、私たちはこの目的のための特別タスクフォースチームを編成しました。このチームの目標はUXUI、エンジニアリングとQAを横断する業務をまとめて、ゲームクライアントを改良し、将来的な拡張性の確保をより容易にすることでした。取り組んだ分野/タスクには以下のようなものがあります。

  • コアとなるゲームフロー画面における、改善余地がある部分の検査
  • デザインの選択において一貫性を保持できる部分の特定
  • ゲームエンジンの強化
  • クライアントのバックボーンを確認し、マルチプラットフォームに対応できるUIナビゲーションについての検討
  • 実際の環境に近い状態で幅広いスタイルを検討し、主要な設計方針を評価・分析
  • VALORANTのスタイルと世界観をゲーム内で表現する方法のレベルアップ

すでにお気付きの方もおられるでしょうが、一部はパッチ5.03ですでにリリース済みで、上記の取り組みの第一弾として、エージェントメニューのUIがアップデートされています。エージェントのグラフィックを2Dのキーアートに替え、背景の配色をアップデートすることにより、アイコニックで個性的なキャラクター性をこれまで以上に表現できるようにしました。しかし、これはまだ始まりに過ぎません。エージェントメニューについては、まだまだ多数の野心的な取り組みが進行中です。

最新デザインを一足先にご紹介

UIのアップデートの目的は、リッチなビジュアルとわかりやすさを併せ持った魅力的なインターフェースを実現し、ゲームとマーケティングのビジュアルアイデンティティーを統合することです。その一環として、次はMVP画面が生まれ変わります

「VALORANTではチーム要素の重要性をプレイヤーの皆さんに理解していただきたいです。この新しい、大胆なチーム画面は、チームのMVPと編成を堂々と見せつけると同時に、直近の試合結果が物語る情熱的なストーリーを強調しています。またこの新たな画面により、エージェントのビジュアルの美麗さがより鮮明に伝わることも期待しています。試合終了画面に至るまで連続性を重視したビジュアルにご注目ください」 —Tea Chang、UXデザインマネージャー

さらに、視認性向上のためにロビー画面や対戦前のロード画面、試合終了画面もデザインが新しくなります。

「ロビー画面については、ビジュアルを整理して全体的に判読性を向上させることが目標となりました。従来は、魅力的ではあるものの実用性のない装飾が多数あったためです。これはプレイヤーカードとそのプレゼンテーションを強調するために必要な変更でした。さらにプレイヤーへのCall To Action(行動喚起)を明確にするために、画面のコントラストを強調し、明度を上げ、形状を簡略化しました」—Oliver Zumstein、ビジュアルデザインマネージャー
「試合開始画面では、これから”ガチンコ勝負”をする2チームを全面的に押し出したいと考えました。マップを削除してバナーを掲げる場所を作り、プレイヤー自身が選んだプレイヤーカード、タイトルとランクバッジがもっと目立つようにしました。さらに両サイドの色を強調し、バナーを左右対称になる位置に置いて、『VS』の文字を追加して”真剣勝負”の雰囲気を盛り上げました」—Max Smiley、スタッフエンジニア

今後について

冒頭でも述べた通り、グラフィックのモーションデザインや全体的なビジュアルを改良していくために、今後も開発とアップデートを進めていきます。現在は複数のVALORANTチームが、様々な領域におけるプレイ体験とビジュアル的な明瞭性を見直しているところです。年内には、新たな設計方針に基づいたさまざまなアップデートがリリースされる予定です。将来的にも改良を重ねていけるようなものになっていますので、どうぞご期待ください。

実際に変更後のUXやUIを体験してみて、何か不足していると感じる機能がありましたら、ぜひお知らせください。それを基に、今後も改良を行っていくつもりです。チーム一同、新たなお知らせができる時を楽しみにしています。

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この記事を書いた人

キャリア系メディアでライターとして勤務後、2017年よりフリーランス。学生向け新卒メディアの取材を経験したのち、現在は趣味のゲームを題材にブログを管理・運営しています。

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