Discordは4月14日、公式サイトにてボイスメッセージ機能を新たに発表した。本機能はモバイル向け機能としてリリースされ、最大で20分間の音声録音をできることが明らかになっている。
Discordはボイスチャットを主体としたオンラインコミュニケーションツールだ。主にゲーマーの間で利用されているが、最近では用途を問わずビジネスなど幅広い用途で使われている。ボイスャット、テキスチャット、画面共有が主な機能として実装されていたが、今回ボイスメッセージ機能が新たに実装された。
使い方についてもシンプルで、SignalやWhatsAppなどのモバイルインスタントメッセンジャーのようにテキストフィールドの右側に新しいマイクのアイコンがあり、それを長押しすることで録音が開始される。録音が完了したらこれまでと同様に送信するだけで、自分が入っているサーバーのテキストチャンネル内に表示されるといった仕組みだ。
なお、送信したボイスメッセージはデバイスを問わずサーバー内のユーザーがアクセスできるものの、録音や送信の機能はモバイルアプリに限定されている点だけ注意。現状は外出先でチャットを打つのが面倒な場合や、PCの前から離れてる時のコミュニケーション手段として限定されそうだ。
そのほかにもボイスメッセージの悪用を防ぐ手段としてサーバー全体で無効にするオプションや、役割によって使用を制限するオプションも用意されており、ユーザーが安心して使用できる機能が備わっている。さらなる詳細が気になる方は以下のプレスリリースから確認可能だ。