『Bloodborne』PC版の痕跡見つかる。デバックカメラで撮影された画像とファイル名が動かぬ証拠に

ソウルシリーズとは別の作品群でありながら、美しいビジュアルと中毒性の高いアクションで、今もなお高い人気を誇る『Bloodborne』。そんな本作のPC版が存在していたことを裏付ける証拠が提示されファンの間で話題となった。海外メディアのPC GAMERが報じている。

話題の発端となったのはMcDonald氏が提示したスクリーンショットだ。そこには海外Wiki’Fandom内のOil Pitcherを示すページにて「Marcos-domenech-win64-sprj-160809-172519.jpg」というファイル名が記載されていることがわかる。このファイル名の「win64-sprj」という部分が『Bloodborne』のWindows用ビルドで撮影されたことを示しているほか、当該のSSに関してもデバック用のカメラでなければ撮影できない角度であるとのこと。あわせて、ファイル名に刻まれているMarcos Domenech氏は、Bloodborne、Dark Souls 3、Elden Ringと、過去にフロムの複数のプロジェクトで環境アーティストとして活躍した人物であるという。これらの複数の証拠から、PC版『Bloodborne』が今後リリースされる可能性はさておき、過去に早期ビルドが存在したことを裏付けているとファンを中心に取り沙汰されている。

また、このSSが撮影されているエリアが本作のDLCエリア「Fishing Hamlet」であることから、今回発見されたビルドが初期のプロトタイプに限ったことではなく、製品版を網羅するような規模であったとも指摘されているようだ。これらはあくまでPC版に関する何らかの取り組みが行われたいたことを裏付けるもので、いずれ『Bloodborne』がSteamで発売されるといった話では全くない。多くのファンが新たなプラットフォームを待ち望んでいることは今回の話題からも明らかだが、今のところ本作を遊べるのはPlayStationに限られている。とはいえ2015年のゲームにも関わらず、数ヶ月に一度はPCをはじめ次世代機PS5でのリリースやリメイクの話など、頻繁にトピックスにあがる本作だけにいつか実現されることを期待したい。

『Bloodborne』はPS4向けタイトルとして今もPlayStaytionストアにて絶賛配信中だ。

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この記事を書いた人

キャリア系メディアでライターとして勤務後、2017年よりフリーランス。学生向け新卒メディアの取材を経験したのち、現在は趣味のゲームを題材にブログを管理・運営しています。

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