Blizzard Entertainmentは7月7日、シーズン1’厄災のマリグナントに関する情報を公開した。新たなクエストライン、新規アイテム、バトルパスなど、本作最初のシーズンについて明らかになっている。
『Diablo IV』は大人気ハクスラシリーズのナンバリングタイトルとして約10年ぶりに登場した最新作だ。前作から50年後の世界を舞台に、サンクチュアリの創造主’リリスが帰還し、天使・悪魔・人間の壮絶な戦いが再び繰り広げられる。長年ファンから支持されてきたハクスラをベースに、本作ではオープンワールド・オンラインなどトレンドを取り入れ大幅にアップグレード。グラフィックやシナリオについても、前作を遥かに凌ぐクオリティを実現している。プレイヤーからの評価も予々良好で、先日には同社史上最速で売れたゲームであることも報告された。
6月6日の世界同時リリース以降、プレシーズンを展開してきた本作だがこの度いよいよシーズン1’厄災のマリグナントが始まる。サブタイトルにもなっている通り、本シーズンでは「マリグナント」と呼ばれる伝染病が大きなテーマとして登場するようだ。公式サイトのリリース文によると、クエストラインをはじめ、実際に装備可能なアイテムとして登場することが明らかになっている。
シーズンを開始すると、新たなNPC コーモンドと共にサンクチュアリに蔓延る伝染病「マリグナント」の原因を究明するクエストラインが登場するとのこと。マップやダンジョンには凶暴になったエリートモンスター達が登場し、これらを討伐することで「マリグナント」を確保、また自身の新たな力(Caged Heart)として身につけることもできるという。これらのアイテムはシーズン1にて32種類実装されるそうだ。
「Caged Heart」は悪性ソケットと呼ばれる箇所に宝石と同じように装備することができる。ソケットには全部で4色あるとのことで、それぞれ対応したカラー同士であれば挿入できるとのことだ。ただし、なかには全ソケットに挿入可能な「マリグナント」もあるとのことで、これらのアイテムを求めハクスラがいっそう捗る姿が目に浮かぶ仕様となっている。
シーズン限定アイテムということもあり、性能に関しても折り紙付きであるとのこと。本作のアソシエイト・ゲームディレクター Joseph Piepiora氏によると「マリグナント」を使って、これまで以上にバカバカしいほど壊れたビルドも可能であるとしている。プレシーズンの現在でも、様々な強力なビルドが登場している本作だが、これらのアイテムの登場によって新たなメタビルドが登場することは間違いないだろう。ビルドが強力であればあるほど爽快感が増していくゲーム性だけに、これらのアイテムの登場が筆者も非常に楽しみだ。
そのほか、シーズン1’厄災のマリグナントでは新たなボスやバトルパスも登場する。ゲーム内の新規ユニークアイテムはもちろん、バトルパスにて多数のコスメティックアイテムが実装されるとのこと。バトルパスは計90のティアで構成されており、そのうち27が無料のティア、残りの63が有料のティアとなっている。また、今回のパスに関しては、デジタルデラックスおよびアルティメット購入者であれば、追加費用なしで有料ティアにもアクセス可能だ。
報酬面については、このほかにも新たな仕様として「シーズンジャーニー」が実装される。各チャプターに設定されているタスクを進めることで、本作のプレイに役立つ様々なアイテムを入手可能だ。報酬には、レジェンダリー化身をはじめ、スキルツリーを無料でリセット可能な巻物、称号、各種スキン、バトルパス経験値などが含まれる。シーズン1の進行と併せて、こちらも積極的に進めていきたい。
シーズン1’厄災のマリグナントは7月21日に開始予定。また、7月18日からはシーズン開始に備えたパッチが配信されるそうだ。これ以降に最も進行しているキャラクターでログインすることで、キャンペーンのスキップや名声値といった、引き継ぎ可能な要素に関するプログレッションをシーズンキャラでも共有することができるようになる。初日からスムーズに遊びたい場合はコチラを事前に済ませておくのがオススメだ。リリス像の解放やマップの探索が済んでない人は今のうちに終わらせておこう。
『Diablo IV』は全世界にて好評発売中。対応プラットフォームはPC・Xbox Series X|S・Xbox One・PlayStation 5・PlayStation 4となっている。