『Diablo IV』バーバリアンとソーサラーの強化パッチが配信決定。1.1.0aの調整は誤りだったと公式配信にて開発者が謝罪する

Blizzard Entertainmentは7月22日、先日公開された最新パッチ1.1.0aについて調整内容が誤りだったと謝罪した。ライブ配信「Diablo IV Campfire Chat」にて明らかになっている。

『Diablo IV』は大人気ハクスラシリーズのナンバリングタイトルとして約10年ぶりに登場した最新作だ。前作から50年後の世界を舞台に、サンクチュアリの創造主’リリスが帰還し、天使・悪魔・人間の新たな戦いが描かれる。システム面についても、長年ファンから支持されてきたハクスラをベースに、オープンワールドやオンラインといったトレンドを取り入れ大幅にアップグレード。リリース当初のプレシーズンはプレイヤーからの評価も予々良好で、先日には同社史上最速で売れたゲームであることも報告された。

そして、いよいよ本格始動となるシーズン1:厄災のマリグナントが7月21日にスタート。3日前の7月18日には事前パッチ1.1.0aが配信された。しかし、この内容がナーフを主体としたパッチとなっており、配信直後から自キャラの性能ダウンがプレイヤーによって報告された。ハクスラというと高いダメージによる爽快感が大きな醍醐味だが、ナーフによる調整というプレイヤーの期待とかけ離れた対応だったため、大きな反感を買う結果となっている。

このような状況のなか、開発者が本作の最新情報に触れる「Diablo IV Campfire Chat」が実施。コミュニティチーフのFletcher氏が「今後、このようなパッチは2度と行いません。私たちは皆さんの声をしっかりと聞いています。」と述べ、最新の調整が誤りだったとプレイヤーに謝罪した。また、謝罪すると同時に1.1.0aのような間違ったパッチにならないよう新しいプロセスを導入したことも明かしている。今後は強力すぎるビルドを弱体化するのではなく、魅力的な代替案を提供できるまでは、メタを破壊しないことを約束した。そのほか、アップデートを行う1週間前にはパッチノートを投稿するなど、開発とプレイヤーのコミュニケーションに関してもより緊密にしていくという。

あわせて、次回アップデートに関する情報も一部共有された。今後2週間以内に、特にナーフが酷かったバーバリアンとソーサラーを強化するパッチが適用されるとしている。ヘルタイドやナイトメダンジョンのモンスター密度の調整、獲得経験値の調整、アイテムタブの追加、エリクサーなどスタック数の増加も次回パッチにて導入されるとのこと。ナーフによってシーズン1のプレイを見送っていた人はもちろん、70レベル以降に入っている先行組にとっても魅力的なパッチとなることは間違いないだろう。次回パッチは7月28日の公式配信以降にリリースされるとのことで、期待して待ちたい。

『Diablo IV』は全世界にて好評発売中。対応プラットフォームはPC・Xbox Series X|S・Xbox One・PlayStation 5・PlayStation 4となっている。今回の配信に関する詳細一覧についてはコチラから。

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この記事を書いた人

キャリア系メディアでライターとして勤務後、2017年よりフリーランス。学生向け新卒メディアの取材を経験したのち、現在は趣味のゲームを題材にブログを管理・運営しています。

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