『Escape from Tarkov』次回ワイプは8月に実施。今後のロードマップやレートを競うプレイベント開催など、新情報がタルコフTVにて続々と明らかに

Battlestate Gamesは7月20日、最新情報や開発中の機能を共有するライブ配信「タルコフTV」を開催。そのなかで次回ワイプ時期や今後のロードマップを明らかにした。

Escape From Tarkov(エスケープ フロム タルコフ)はロシアのゲームスタジオ Battlestate Gamesが手掛けるオンライン対戦FPS。レイドと呼ばれる戦場に出撃し、物資を回収、脱出を繰り返すゲームだ。トレンドのバトロワやタクティカルシューティングとは異なったゲーム性であるほか、マーケットなどのMMO要素も合わさり、FPSファンに限らず幅広い層から高い支持を得ている。また、ゲームの進行度をリセットする「ワイプ」が定期的に行われることも大きな特徴の1つだ。これについてはDiabloなどのハクスラにおけるシーズン制と近いシステムとなっている。

前回のワイプから7ヶ月近く経ち「ワイプ」への期待が高まるなか、日本時間の早朝に開発によるライブ配信イベント「タルコフTV」が開催。今後のロードマップが公開され、次回ワイプが8月に行われることが明らかになった。

さらに、次回のワイプ時期に加えて、次々回のワイプが12月に計画されていることもロードマップにて判明した。前回が12月だったことを踏まえると当然のように思えるが、前半シーズンが8ヶ月も続くことを考えると、若干の歪さは拭えないスケジュールとなっている。もちろん、本作のプレイヤーならご存じの通り、スケジュール通りに行くことはほぼ無いので、ワイプ時期は飽くまで目安として捉えておいた方が良いだろう。

ロードマップではこの他に、具体的なアップデート要素に関しても記載されている。項目が夏と冬に大きく分かれており、直近の夏には「ロードアウトのプリセット機能」「ヘルメット用ライト」「マーケットのUI刷新」「SoTの拡張」「PKM,SVT,AVT,AK-12などの武器追加」「新ボス-Kaban」の実装を計画しているようだ。武器に関してはリコイルパターンのリワークも行っているとのこと。特にフルオートで武器の使用感が大きく変わる可能性がありそうだ。

上記の新要素実装とワイプに先んじて、ゲーム内でもプレワイプイベントが開催される。「レーティングシーズン」と呼ばれるこの期間では、経験値、K/D、生存率、平均滞在時間、キル数、レイド数、ロングショット、プレイ時間、スタッシュ内の価値、トレードのレートに応じてランキングが設定される。順位に関しては特設サイトから随時確認可能だ。

「レーティングシーズン」開催以降はコンテンツの更新がリリースまで続き、最終的にワイプがやってくるとのこと。レート用の特設サイトでも終了まで42日と書かれていることから、次回ワイプの詳細な日程は日本時間8月31日または9月1日に設定されていると見て良いだろう。 (プレワイプシーズンのランキング終了時間が大幅に短縮されワイプは8月10日に来る模様

ということで、完全に『Starfield』の先行アクセスと被っているので、筆者は今回のワイプは見送ることが決定した。タルコフ市の治安は他のPMCに任せるとしよう。というのも、ワイプが早まったおかげで被ることもなくなったわけだが、絶賛『Baldur’s Gate 3』を攻略中のためにやっぱり無理そう。タルコフ市の治安は他のPMCに(ry。

『Escape from Tarkov』はPC向けに好評配信中。今回の「タルコフTV」の完全な内容についてはリンクから確認できる。

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この記事を書いた人

キャリア系メディアでライターとして勤務後、2017年よりフリーランス。学生向け新卒メディアの取材を経験したのち、現在は趣味のゲームを題材にブログを管理・運営しています。

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