【オーバーウォッチ2】おすすめゲーミングPCについて解説。推奨スペック/導入のメリット/各パーツの詳細【Overwatch2】

Blizzard Entertainmentが開発・運営を手掛けるチームシューター「オーバーウォッチ2」について、おすすめゲーミングPCについて解説していきます。
今回のエントリーでは「オーバーウォッチ2」をゲーミングPCで遊ぶ目安となる推奨スペックをはじめ、プレステなどのCS機と比べた時のメリット、ゲーミングPCの各パーツに関する概要等まとめて紹介。
「オーバーウォッチ2」を機にゲーミングPCの購入を検討しているユーザーに向けて、おすすめの製品と気になるトピックスをピックアップしていきます。
【オーバーウォッチ2】おすすめゲーミングPCについて解説。推奨スペック/導入のメリット/各パーツの詳細【Overwatch2】
「オーバーウォッチ2」におすすめなゲーミングPC
「とにかくコスパ重視」「他の最新ゲームも遊びたい」「最強スペック」の3つのトピックスから、「オーバーウォッチ2」が遊べるオススメなゲーミングPCをピックアップしていきます。
【梅】コスパ重視なゲーミングPC『FRGXB660/WS15/NTK』
OS | Windows 11 Home 64ビット |
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CPU | intel Core i5-12400F |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3060ti |
メモリ | 16GB DDR4 SDRAM |
ストレージ | 1TB M.2 NVMe SSD |
販売ページ | FRONTIER公式サイト |
「オーバーウォッチ2」が144FPS以上で動くほか、VALORANT・APEX・フォートナイトといった現在人気の主要なタイトルは余裕で動作可能なモデル。CPU(Core i5 第12世代)やGPU(GeForce RTX 3060ti)にミドルクラスが搭載されていながら、価格も抑えられているため非常にコスパに優れたPCです。
「オーバーウォッチ2」などの対戦ゲームではFPSを上昇させることが最優先事項となるため、グラフィック設定を下げれば240FPSを出すことも可能です。
画質かフレームレートどちらか片方出れば良いというユーザーには最適なモデル。また、初めてゲーミングPCを購入する方にも非常にオススメなゲーミングPCとなっています。
【竹】AAA級タイトルも余裕なゲーミングPC『FRGAGB550/WS1』
OS | Windows 11 Home 64ビット |
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CPU | intel Core i7-12700F |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3080 |
メモリ | 32GB DDR4 SDRAM |
ストレージ | 1TB M.2 NVMe SSD |
販売ページ | FRONTIER公式サイト |
「オーバーウォッチ2」はもちろん、VALORANT・APEX・フォートナイトといった現在特に人気があるシューターゲームを、プロの間でも最も主流な環境である240FPS以上で動作させることが可能なゲーミングPCです。
CPU(Core i7 第12世代)やGPU(GeForce RTX 3080)とハイエンドなパーツが搭載されており、高い画質とフレームレートを同時に維持することもできます。
また、「オーバーウォッチ2」などのシューターに限らず、アクションやRPGといったAAA級の最新ゲームであっても余裕で動作可能。このPCを購入しておけば、ゲームでスペック不足に陥ることはない高品質なゲーミングPCとなっています。
【松】最強スペックのゲーミングPC『FRGHZ790/4080』
OS | Windows 11 Home 64ビット |
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CPU | intel Core i9-13900KF |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 4080 |
メモリ | 32GB DDR4 SDRAM |
ストレージ | 1TB M.2 NVMe SSD |
販売ページ | FRONTIER公式サイト |
「オーバーウォッチ2」程度の軽量ゲームでは性能を持て余す最強スペックが特徴のゲーミングPC。「オーバーウォッチ2」をやりたいだけなら100%買わなくて良い代物です。「オーバーウォッチ2」を高画質かつ高いフレームレート、あわせて配信や動画編集もしたい人向け。
最新のCPU(Core i9 第13世代)やGPU(GeForce RTX 4080)を搭載しており、最低5年、最高で10年は現役で走れるモンスタークラスのゲーミングPCとなっており、パーツの故障が発生しない限りは長く愛用することが可能です。
『何のゲームでフレームレートが幾つくらい出れば良いな~』という思考がもはや無駄で、このパソコンで動かないなら他のパソコンでも動きません。ゆいつの欠点はあらゆるパーツが最強なので電力の消費が尋常じゃないです。電気代も予算も気にしない石油王専用PC。
「オーバーウォッチ2」の動作環境と推奨スペック
「オーバーウォッチ2」公式サイトでは、本作を遊ぶうえで必要な最低限のスペックについて公開しています。
CPUとグラフィックカード共に控えめな要求スペックとなっており、低価格帯のパーツで構成されたゲーミングPCでも快適に動作させることが可能です。
ハイエンドのグラフィックで構成されたAAA級のゲームよりも気軽に始められるので、ゲーミングPC初心者に特にオススメのタイトルとなっています。
必要動作環境
OS | Windows® 10 64-bit (最新のService Pack) |
CPU | Intel® Core™i3またはAMD Phenom™ X3 8650 |
メモリ | 6GB |
グラフィックカード | NVIDIA®GeForce®GTX600シリーズ、AMDRadeon™HD7000シリーズ |
空き容量 | 50GB以上 |
推奨動作環境
OS | Windows® 10 64-bit (最新のService Pack) |
CPU | Intel® Core™ i7またはAMD Ryzen™ 5 |
メモリ | 8GB |
グラフィックカード | NVIDIA® GeForce® GTX 1060/ GeForce® GTX 1650 または AMD R9 380/AMD RX 6400 |
空き容量 | 50GB以上 |
オーバーウォッチ2は基本プレイ無料のゲーム
「オーバーウォッチ2」は基本プレイ無料のチームシューターゲーム。タンク・ダメージ・回復と3つの役割で構成された5人1チームに分かれ、各ルールに従って5対5の白熱した戦いが繰り広げられます。
本作には各役割を含むヒーローが計30人以上登場。それぞれ個性豊かなアビリティを所持しており、終始多彩なバトルを楽しめるのが特徴です。これらのヒーローとゲーム本編に関しては無料でアクセス可能となっています。
「PC版のゲームの始め方についてはコチラから」
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「オーバーウォッチ2」CS版と比べた際のPC版のメリット
ここからは「オーバーウォッチ2」のCS版(プレステ・XBOX・スイッチなど)と比べて、PCで遊んだ際に得られるメリットに関して紹介していきます。PC版ではCS版に比べて「フレームレート」と「低遅延」の2つの点で大きなメリットを得ることが可能です。
ゲーミングPCならCS版よりも高いフレームレートでプレイできる
「オーバーウォッチ2」をPCでプレイする最大のメリットがCS版よりも高いフレームレートでゲームをプレイできることです。具体的にはプレイステーション5とXSX版であれば120FPS、プレイステーション4とXBOX ONE版であれば60FPS、ニンテンドースイッチ版だと30FPSで動作しています。
これがPC版になると144~240以上で動作させることができ、「オーバーウォッチ2」をプレイするうえで大きなアドバンテージを獲得できます。「オーバーウォッチ2」を含むシューターゲームでは視認性の高さが重要なため、より画面が滑らかに動くフレームレートが高い方が有利とされています。
ただし、高いフレームレートを出せるゲーミングPCと同時に、そのフレームレートで「オーバーウォッチ2」を表示できるモニターが必要な点は注意。
ゲーミングPCならCS版よりも低遅延でプレイできる
「オーバーウォッチ2」をはじめVALORANT・APEX・フォートナイトなどPCで動く最新のFPSには、「Nvidia Reflex」という極限まで遅延を減らすテクノロジーが搭載されています。これらの機能をゲーム側でオンにすると、CS版でプレイしているプレイヤーに比べて早く相手を捉えることができるほか、反応からゲームまで伝達する速度を飛躍的に上昇させることが可能です。
また、「Nvidia Reflex」は対応しているモニターやマウスを使用することでより大きな恩恵を得られます。「Nvidia Reflex」のさらなる詳細に関しては下のURLをチェック!
[blogcard url="https://www.nvidia.com/ja-jp/geforce/technologies/reflex/"]
「オーバーウォッチ2」を動かすゲーミングPCの各パーツの詳細
「オーバーウォッチ2」を遊ぶゲーミングPCを購入する際に細かく吟味したい方や、そもそも自分で組み立てるためにパーツの選定をしたい方に向けて、特に重要なパーツの概要や選ぶときのポイントについて解説していきます。
CPU
『PCの中で最重要パーツ』と言っても良い「CPU」。PCの性能の大部分を占める頭脳ともいえる存在です。このパーツが高性能なほど、そのPCの処理能力が高まります。intel製のCoreシリーズであれば、i9を筆頭にi7 i5の順に処理性能が高いです。さらに下のグレードでi3も存在しますが、「ゲーミングPC」を購入する際は最低でもi5、できればi7を選択してください。
また、intel社製CPU以外にもAMD社製のRyzenというCPUも存在します。コチラも非常にオススメなCPUで、Ryzenの場合は9,7,5,3の順に処理能力が優れ、パーツの価格もそれに比例して高価になっていきます。
最後に、大きな注意点としてCPUには性能を示す型番のほかに世代を表す数字も設定されています。例えば同じCore i9でも13世代であれば「core i9 13900K」、12世代であれば「core i9 12900K」となります。世代を重ねるごとに性能は上昇していくので、予算に余裕があれば最新の世代をオススメします。
グラフィックボード
「グラボ」または「GPU」と呼ばれることも多い「グラフィックボード」。このパーツは名前の通り、グラフィックに関する処理を行うパーツです。種類は大きく分けて2種類あり、最新機能が実装されているRTXシリーズと、最新機能を省き価格を抑えたGTXシリーズがあります。こちらもCPUと同じようにRTX3050 RTX3070など数字が大きくなるほど性能が高いです。また数字の上昇以外にも同じ番号に「ti」や「SUPER」といった文字が付く製品もあります。これらの文字が付くシリーズは、無印の製品もより何割か性能アップしているのが特徴です。
このようにラインナップがかなり豊富なため、正直ゲーミングPCを初めて購入する際は間違いなく迷う部分だと思います。「オーバーウォッチ2」を快適に楽しむのであればRTX3060、本作以外の最新のゲームもプレイしたいならRTX3070、予算に余裕がありプロと同環境で遊びたいならRTX3080以降をオススメします。
購入の際の注意点として、グラフィックボードはCPUの性能に見合ったものを購入してください。CPUに予算を割かずに、グラフィックボードを高級品にするといった選択は最悪です。グレードの高いグラフィックボードの処理には、同じく高性能なCPU性能が求められます。例えばcore i5にRTX3080を載せるといった組み合わせは充分に力を発揮できず、宝の持ち腐れになってしまいます。
メモリ
CPUやGPUの処理をはじめ、アプリの起動など様々な要素で使用されるメモリ。特に「オーバーウォッチ2」をプレイしながら、同時に配信もする場合には大量のメモリが必要になります。ゲームだけでなくマルチタスクでの使用を考えている場合は、できるだけメモリが多めのゲーミングPCを購入してください。
「オーバーウォッチ2」の推奨スペックでは8GBとなっていますが、予算に余裕があれば最低16GB、より快適さを求めるのであれば32GB以上をオススメします。