『Counter-Strike 2』DirectX9&32-bitシステムとMacOSのサポート終了を発表。技術的飛躍を背景に古いハードウェアに別れを告げる

Valveは10月10日、同社が開発を手がけるタクティカルFPS『Counter-Strike 2』について、DirectX9&32-bitシステムでのサポートを終了すると発表した。また、あわせてMacOSについても同様に終了。これらは、Steamの開発者向けの投稿によって明らかになっている。

『Counter-Strike 2』は世界で驚異的な人気を誇るカウンターストライクシリーズの最新作。ゲームとしては、精密な射撃をベースに、5vs5のチーム戦を行うタクティカルシューターというジャンルに分類される。本作では前作の「CS:GO」の全システム、全コンテンツ、全体験をオーバーホールするとして、今年の3月23日にアナウンスされた。そして、限定的なテストを繰り返し先月ついにグローバルリリース。以降はSteamのチャートでも常にトップをマークしており非常に大きな盛り上がりを見せている。

グラフィックの進化はもちろん、オンライン対戦FPSにおいて特に需要な遅延の少なさも本作の大きな魅力だ。前作の「CS:GO」以上に遅延を少なくするため『Counter-Strike 2』では技術的飛躍が幾つも行われている。そんな飛躍を背景に、古いハードウェアや一部のOSのサポート終了が明らかになった。まもなくDirectX9&32-bitシステムとMacOSのサポートが終わりゲームを起動できなくなるとのこと。いっぽうで64bitのLinuxとWindows PCに関しては引き続きサポートされる。

投稿によるとDirectX9&32-bitシステムおよびMacOSを使用しているユーザーは全体の1%に満たないことを前提に、これらのレガシーシテムを動作させることが本作の足を引っ張っているとのこと。そのため、サポートを終了するリストとして上記のハードウェアが追加されたかたちだ。また、今回の決定に対するサポートとして2024年の1月1日まで、レガシー版の「CS:GO」を起動できるとしている。さらに上記のハード利用者で2023年3月22日から2023年9月27日までの間にゲーム内のPrimeステータスを購入したユーザーに関しては、払い戻し申請を受けたのち返金すると明かした。この返金は2023年12月1日までとなっているので、該当者の方は早めに返金申請を済ませたほうが良いだろう。投稿全文についてはコチラから確認できる。

『Counter-Strike 2』はPC(steam)向けに好評配信中。

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この記事を書いた人

キャリア系メディアでライターとして勤務後、2017年よりフリーランス。学生向け新卒メディアの取材を経験したのち、現在は趣味のゲームを題材にブログを管理・運営しています。

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