RiotGamesは5/11、『VALORANT』4.09パッチノートを公開しました。今回のアップデートでは、ゲーム内で猛威を振るっているチェンバーが弱体化。センチネル要素の要とも言えるアビリティ「トレードマーク」について、コストが150から200に増加したほかスタックが1に減少。さらに音が聞こえる範囲も拡大するなどコストと性能の面で大きく調整が入っています。
また、先日の新ACT開幕から追加されたフェイドのスキルに関してもアップデートが実施。ナイトフォールの視認性向上ため各種ビジュアルの調整と、併せてシーズについても一人称視点での操作性を改善する表現が追加されています。
Patch Notes 4.09 registers an updated Trademark for Chamber, visual tweaks to Fade, and you can now swap the lead of your party. Read them here: https://t.co/XIpvK2tujy pic.twitter.com/t1VXkWrHCI
— VALORANT (@PlayVALORANT) May 10, 2022
※以下、公式サイトよりパッチノートを引用
エージェントのアップデート
フェイド
- ナイトフォール(X) – アルティメット発動時、斜めの壁に表示されるテクスチャーのちらつきを軽減。より鮮明さと視覚的インパクトを与えるため、ビジュアルエフェクト(VFX)も追加
- シーズ(Q) – 一人称視点およびエージェント選択画面でのオーブのビジュアルエフェクトを、よりダイナミックな表現に変更
チェンバー
現時点で、チェンバーの「トレードマーク」は安定性とパワーの両方で他のセンチネルのアビリティーを上回っています。彼が持つ防御の手数を考慮すると、これは不適切に感じられます。チェンバーのアイデンティティーは、そのユニークな武器と防御型戦闘の機動性にあると考えているので、マップ全体における防御および情報収集能力を低下させ、シングルチャージのプレミアムなトラップを活かしたカウンタープレイの機会を増やしたいと思います。これにより、「トレードマーク」を使って利己的なプレイをするのか、それとも自分のチームメイトを助けるために設置するのかを選択する必要に迫られることになります。
センチネルに関して:センチネルの役割について考える際は、センチネルが持つマップコントロール維持力やエリア防衛のための全体的な能力を重要視します。セージの敵をスローダウンさせるアビリティーやサイファーの索敵ガジェット、あるいはチェンバーの防御型の戦闘や銃など、私たちはセンチネルとセンチネルプレイヤーの皆さんが、マップコントロールと防衛のための多くの選択肢と方法を持つべきだと考えています。そしてすべてのエージェントと同様に、チェンバーにも強みと弱みを持たせることが重要です。幅広い武器やディスエンゲージ(戦闘からの離脱)といった強みから彼を選ぶなら、他のセンチネルが得意とするトラップや遅延効果といった強みを諦めることになります。今後もチェンバーを注視し、彼が攻撃面と比較して防御の面で過度に苦しむようであれば、調整を行う予定です。—Jay Watford、リードエージェントデザイナー、 Dan Hardison、ゲームデザイナー
- トレードマーク
- コスト増加:150 >>> 200
- チャージ数が減少:2 >>> 1
- 音が聞こえる範囲を拡大
コンペティティブのアップデート
- パーティーリーダーの移行 — パーティーリーダーを変更できるように
- パーティーリーダーがリーダー権限を移行したいプレイヤーの名前を右クリックし、ドロップダウンメニューの「リーダーにする」を選択することにより、リーダーの変更が可能に
- UIの微調整とアップデート
Eスポーツ関連機能
- スコアボードのオン/オフを切り替える観戦機能を追加
不具合修正
エージェント
- ジェットが「クラウドバースト」を投げた直後に「テイルウィンド」を使用すると、発動しないことがある不具合を修正
- ジェットがナイフをすべて投げ尽くした後も、アルティメット発動中を示すインジケーターが表示されたままになることがある不具合を修正
ゲームシステム
- 「使用」キーを使っている時にスカイの「トレイルブレイザー」やソーヴァの「オウルドローン」といったアビリティーを発動した後、意図しない「使用」入力が起こり得ていた不具合を修正