RiotGamesは4月11日、VALORANTの新スキンバンドル『ブラックマーケット』を発表した。AK-47を筆頭に実銃のデザインを実装したスキンとなることが明らかになっている。
Switch sides // Switch skins. The Black Market Bulldog, Vandal, Marshal, Classic and Butterfly Knife Melee have unique Defender and Attacker appearances. Bundle hits your shop April 12th. pic.twitter.com/MIKsW9Z0QD
— VALORANT (@PlayVALORANT) April 10, 2023
『ブラックマーケット』はVALORANTにて新たに販売されるスキンコレクションだ。セット内には実銃をモチーフにした、ブルドッグ、ヴァンダル、マーシャル、クラシック用の見た目が同梱される。具体的には、ブルドッグがFAMASに、ヴァンダルがAK-47、マーシャルがScout、クラシックがGlock-18となっており、シンプルな見た目を好むユーザーにとって非常に魅力的なスキンと言っても過言ではない。また、これらのスキンに加えてナイフ枠にはバタフライナイフも収録されている。
VALORANTからタクティカルシューターを始めたプレイヤーにとって、この『ブラックマーケット』が唯一無二であることは間違いない。いっぽうで、古の時代より同ジャンルに触れてきたユーザーにとっては非常に懐かしい見た目どころか、ほぼ同じと言っても良いかもしれない。なぜなら、VALORANTのアイデアの起源としても有名なCSGOでは、今回発表されたVALORANTの新スキンがデフォルトのスキンとして登場しているからだ。
CSGOからVALORANTへ移行したプレイヤーは少なくない。VALORANTユーザーの多くが承知している通り、国内外問わずプロプレイヤーの多くがCSGO出身者だ。これはプロに限ったことではなく一般プレイヤーも同様で、今回の新スキン『ブラックマーケット』の発表は大きな反響を呼んでいる。
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byu/TheAjwinner from discussion
inVALORANT
もちろん反響の中には否定的な意見もある。”我が家”とも言える懐かしい風景に戻れるとはいえ、かつての初期スキンに大金を払う必要があるのか? というものだ。VALORANTのスキンコレクションはセット価格で5000円か高いものでは10000円近くするものもあり、『ブラックマーケット』がいくらで販売されるか不明であるものの、これに近い価格で購入する必要があるのは間違いないだろう。
また、海外の掲示板Redditではもう一点別のトピックスについても話されている。『ブラックマーケット』にのみ実装される攻撃と守備で見た目やサウンドが変わるスワップ機能についてだ。この機能については以前から求めているユーザーが多くいたが、ハードウェアの負荷※主にメモリに関する問題からRiotGamesは同様の機能の実現に至っていない。非常に軽いゲームクライアントがVALORANTの大きな魅力の一つであるため、メモリの要件が大きく上昇することを考えると今後実装されるかも不透明だ。
と、つらつらと『ブラックマーケット』について書いてきたが筆者は素直に欲しい。渋くてかっくいい。フィニッシャーも無いみたいだし、お求めやすい価格で頼むぞRiot!
VALORANTの新スキンバンドル『ブラックマーケット』は4月13日よりゲーム内ストアにて発売予定。