RiotGamesが開発を手掛ける対戦型FPS『VALORANT(ヴァロラント)』について、調整に関する最新情報が海外メディア「DEXERTO.COM」により報じられています。エントリー内では攻撃側がより有利になる調整を検討しているほか、サイファー・キルジョイ・ブリムストーンのアップデートについて触れています。
“[We want to] create more opportunities for attackers to capitalize on advantages.”
Riot wants to stop #VALORANT from being too defender-sided, starting with some new changes in Patch 1.11 👀https://t.co/rOaT3cK5UR
— Valorant News (@ValorantUpdates) October 25, 2020
VALORANTのシニアゲームデザイナー「Orcane’ Grossman」氏へのインタビューによると、『Riotは攻撃側と防御側のバランスについて常に注視しており、現在のマッチを分析すると防御側が非常に有利であるとのこと。攻撃側と防御側の均衡状態を保つためいくつかの調整を検討している』と話しています。また、この話のなかではプレイヤーの連携に関するデータについても触れ、攻撃側での連携力に比べて、防御側での連携の方が早く成長しているため、必然的に防御側が有利な状況になりやすいことも明らかにしています。
またエージェントに関する話題では、先日のアップデート以来メタの1人になっている「ブリーチ」に触れ、コミュニティ内で『強すぎる』という意見はしっかり把握しているものの、ピック率や勝率の面でデータを確認するとそれほど高くないと回答。その理由については、非常に高い連携力を求められるために、一般的なマッチメイキングでは上手く機能しないからだと述べています。
続いてキルジョイ・サイファーの名前を挙げ、1.11以降のアップデートでこの二人の役割についてより明確にしていきたいとのこと。Riotの想定ではキルジョイは常に1つのサイトを固定するのに強力なエージェントであり、サイファーはマップ全体の情報ネットワークを構築することに長けたエージェントだと考えているそうで、これらの特性がより明確に表れるように調整を行うと話しています。そのほか、エージェントに関する話題の最後にはブリムストーンについても言及。オーメンに比べて柔軟性が欠けると認識しており、バインドでの活躍を参考にいくつかの調整について検討を始めているとしています。
※参照記事
[blogcard url=”https://www.dexerto.com/valorant/riot-planning-valorant-attacker-buffs-after-oppressive-defense-concerns-1439100/”]
[blogcard url=”https://www.dexerto.com/valorant/valorant-dev-confirms-changes-for-several-agents-breach-cypher-more-1439043/”]