RiotGamesは4/14、『VALORANT』2.07パッチノートを公開しました。今回のパッチではアストラのグラビティウェルについてスパイク解除妨害の効果が追加されたほか、レイズのスキルについてサウンドや視認性の向上、ヴァイパーの不具合修正が実施されています。
Astra and Raze head to the balance factory, and an odd but important Viper bug gets fixed.
All this and more in Patch Notes 2.07. Read ‘em here: https://t.co/8XRQGcHP28 pic.twitter.com/S72BMS7nrn
— VALORANT (@PlayVALORANT) April 13, 2021
【VALORANT】パッチノート2.07を公開。グラビティウェルにスパイク解除妨害の効果、レイズのスキルについてサウンドや視認性の向上、ヴァイパーの不具合修正が実施【ヴァロラント】
※以下、公式サイトより引用
ここ2回ほどかなり内容の濃いパッチが続いたので(片方はジョークでしたが)、今回は少し軽めの内容となっています。とはいえ、今回アストラに加えた変更はスパイクの設置/解除をめぐる戦闘に大きく関わってきますし、レイズについても攻撃のタイミングを予測するうえで非常に重要な変更内容となっています。
厳密に言うと、ヴァイパーに関してはバランス調整ではなくバグ修正なのですが、今回の修正により前回強化された「衰弱」の影響力に関して、わずかながら変化が見られると思います。
それでは詳しく見ていきましょう。
エージェントのアップデート
アストラ
今回アストラには、目に見える形で強化を行っています。プレイヤーの感覚としては、「グラビティウェル」でスパイク解除中の敵を引き離したくなりますが、実際にはできませんでした。今回、この「直観に反したルール」を削除しています。私たちは、アビリティーの相互作用にできるだけ一貫性を持たせ、プレイヤーがアビリティーを理解しやすいようにしたいと考えています。アビリティーの活用方法を模索するうえで、こうした予期せぬ障壁があるのは望ましくありません。今回のアップデートで、スパイク設置後に面白い駆け引きが生まれるのではないかと思っています。例えば、敵側はフェイントやおとりを使ってアストラに「グラビティウェル」を発動させ、その後の隙を突くといったプレイも考えられらえます。この変更がスパイク設置後のプレイにどのような影響を与えるか、他の変更と同じく継続的に調査していくつもりです。
グラビティウェル
- スパイク解除中のエージェントを引き寄せられるように
- スパイクの解除範囲内からエージェントが引き離された場合、解除は中断されるように
レイズ
レイズ使いの皆さんなら、「ブラストパック」を使って(空を舞う蝶のように)遠くまで素早く飛ぶ方法はご存知かと思います。爆発音が聞こえたかと思ったら、敵のレイズが角から突然飛んできたという経験をしたプレイヤーは少ないくないはずです。そこで今回、ジェットの「テイルウィンド」と同様に、レイズについても飛行時のサウンドを追加しました。これにより、レイズの動きをより正確に把握し、危険が迫っているかどうか注意を向けやすくしています。それと並行して、彼女のアビリティーのビジュアルエフェクトをいくつか目立たないようにしました。これにより、爆発のエフェクトが戦況を把握する妨げとなりにくくなるはずです。
- 「ブラストパック」で飛びあがったことが分かるようサウンドを追加
- 爆発と「ショーストッパー」発射時のビジュアルエフェクトを更新。視界の悪化を抑え、より早い段階でプレイ空間から消えるように
ヴァイパー
「50の衰弱効果を受けた敵をマーシャルで撃っても倒せない」という報告が寄せられたため詳しい調査を行ったところ、「そのダメージがデスに繋がるかどうか」を判定するシステムに関連した不具合が見つかりました。「衰弱」効果を受けた対象のアーマー残量が特定の数値だと、ダメージを与えても正常にキルできなくなっていたのです。この不具合は、ほとんどマーシャルでしか起こっていなかったようです。とはいえ、前回のパッチで強化されたヴァイパーの全体的なパワーに、今回のバグ修正がどのような影響を与えるか注視していきたいと思います。
- アーマーを装備したプレイヤーが「衰弱」効果中にダメージを受けた際、そのダメージがデスに繋がるか正常に判定されない不具合を修正しました
- 最も顕著だったは、50の「衰弱」効果を受けた敵をマーシャルで撃つと、キルできずにHPが1残ってしまうというものでした。
利便性のアップデート
- ピンホイール選択ツールの使用感を改善し、より直観的に使えるように
- サイファーの「トラップワイヤー」が、対応するチームカラーで観戦者に表示されるように
不具合修正
- 観戦者が視点を切り替えた際、スコープ中のスナイパーライフルに関してエイム方向が正常に表示されないことがあった不具合を修正しました。この不具合は視点が約1秒かけて正しい位置に落ち着くというものでしたが、現在は正しい視点が即座に表示されるようになっています
エージェント
- ヨルが「ゲートクラッシュ」使用後に「ディメンショナルドリフト」発動中でもスパイクを設置できてしまう不具合を修正しました
- オーメンがアルティメットを使用している最中にアストラが「アストラルフォーム」から戻ってくると、空に意図していないドームができてしまう不具合を修正しました
- セージの「バリアオーブ」の横にキルジョイのタレットを置くと壊れることがある不具合を修正しました
- サイファーが設置された「サイバーケージ」の中に「スパイカメラ」を設置できる不具合を修正しました
- キルジョイの無効化された「アラームボット」が再度有効化されると、通りかかった敵を遠くまで追いかけてしまう不具合を修正しました
- スカイの「ガイディングライト」が真下に投げられると、地中に潜るように見えた不具合を修正しました
コンペティティブ
- サーバー選択欄と昇格画面に関して、ローカライズ上の問題をいくつか修正しました
- 「対戦履歴」のフィルターが正常に機能しない原因となっていた不具合を修正しました
- フレンドの「対戦履歴」を閲覧する際、ごく短時間に多数のフィルターが表示されると、エラーメッセージが出ることがありました。この制限はパフォーマンスを向上させるために設けられていますが、フレンドのキャリアを見るときにのみ発生します。
ソーシャル
- コンペティティブキューの制限が終了した後、制限を解除するにはクライアントを再起動しなければならなかった不具合を修正しました
- 無効試合の投票中に離席したプレイヤーが、試合後にペナルティーを受けないことがあった不具合を修正しました
- ロシア語キーボードを使用しているプレイヤーが、パーティー間のプッシュ・トゥ・トークを正常に行えない不具合を修正しました
- タイ語キーボードに切り替えた際、ボイスチャットの設定がリセットされてしまう不具合を修正しました