【News】DEATH STRANDING(デス・ストランディング)の推奨スペックとおすすめゲーミングPCについて解説

コジマプロダクションおよび505Gamesは6/12、PC版デス・ストランディングの推奨スペックについて公開しました。動作環境は最低システム要件とフレームレートに応じた計3つの指標を掲載。それぞれ必要なCPUやGPU・メモリ・ストレージについて明らかにしています。

さて、今回のエントリーでは発表されたばかりの『PC版DEATH STRANDING(デス・ストランディング)の推奨スペックとおすすめゲーミングPCについて解説』。『PC版DEATH STRANDING(デス・ストランディング)』向けゲーミングPCを購入する際に押さえておきたいポイントから、推奨スペックごとにおすすめの製品を紹介していきます。

「ゲーミングPC」について細かく知りたい方は目次の『1』へ。
おすすめの製品のみ知りたい方は目次の『2』へ進んでください。

目次

DEATH STRANDING(デス・ストランディング)にオススメなゲーミングPCとは

DEATH STRANDING(デス・ストランディング)を始めるのに必要なPC推奨環境

最小システム要件

映画並みのストーリー構成に加えて美しいビジュアルも『DEATH STRANDING(デス・ストランディング)の大きな魅力の1つ。公式サイトでは『DEATH STRANDING(デス・ストランディング)起動するのに最低限必要なシステム要件について公開しています。最新のゲームということもあり、必要最低限のスペックも比較的高めに設定してあります。また、注意点として本作はOSがWindows10に限定されています。PC内部のスペックが高くてもOSのバージョンが古いと起動しないので注意してください。

起動するのに最低限必要なPCスペック
  • CPU:ntel® Core™ i5-3470 or AMD Ryzen™ 3 1200
  • GPU:GeForce GTX 1050 3 GB or AMD Radeon™ RX 560 4 GB
  • RAM:8 GB
  • OS: Windows® 10

推奨システム要件

『DEATH STRANDING(デス・ストランディング)』の開発元であるコジマプロダクションは本作を快適に遊ぶうえで必要なPCのスペックを公表しています。スペックについては30FPS・60FPSといったフレームレートの段階ごとに2つ示されています。60FPSと記載してあるスペックでも6~8万円程度(自作できるなら)で用意することが可能です。

※FPS(フレームレート)とは

フレームレートとは、1秒間にどれだけ多くの描写ができるかということ。この数値が高ければ高いほど映像が滑らかになります。現在多く普及しているのがテレビを含め60FPS(フレームレート)対応の製品です。ただし、一部ゲーミングモニターでは、144FPSや240FPSを表示できる製品もあります。

快適にプレイするのに必要な推奨PCスペック

最小(30fps)

  • OS: Windows® 10
  • RAM:8GB
  • CPU:Intel™ Core i5-4460 or AMD Ryzen™ 5 1400
  • GPU:GeForce GTX 1050ti 4 GB or AMD Radeon™ RX 570

推奨(60fps)

  • OS: Windows® 10
  • RAM:8GB
  • CPU: Intel™ Core i7-3770 or AMD Ryzen™ 5 1600
  • GPU:GeForce GTX 1060 6 GB or AMD Radeon™ RX 590

    ゲーミングPC(DEATH STRANDING向け)を選ぶときのポイント

    ゲーミングPC(DEATH STRANDING向け)を選ぶときのポイント一覧
    • 予算の設定(70,000~90,000円ぐらいで見るのが無難)
    • CPUの性能(Core i5 最上位機種を購入したいならCore i7 i9)
    • グラフィックボードの性能(GTX1650 またはGTX1660superなど)

      ゲーミングpcを購入する際は、『DEATH STRANDING(デス・ストランディング)を含め様々なタイトルが遊べるよう、ある程度スペックに余裕があるものを選択するのがオススメです。既製品を購入する場合は最低でも70,000~90,000円台のPCから検討すると、数年間は同じマシンでゲームを楽しめると思います。

      ただし、これはあくまでPC本体の価格です。最終的にはPCを接続するモニタをはじめ、キーボード、マウス、スピーカーなど周辺機器を購入する必要があるので注意してください。

      購入の目安 各部品の概要
      価格 7万円以上 モニタなどを除いた本体価格。
      CPU Intel Core i5以上 Core以降の数値が大きいほど、高速で性能が高いです。
      GPU GeForce GTX 1650以上 通称グラボと呼ばれるパーツ。GTXの後に続く数値が大きいほど性能が高く、さらに上位のRTXも存在します。
      メモリ 8GB以上 CPUとGPUを効率よく動かすために必要な部品です。

      ※以下、各ポイントを詳しく解説していきます。OSやストレージについては横並びな状況なので説明を省きます。

      予算の設定

      ゲーミングPCを購入する場合、最低でも70,000~90,000円(税込)くらいは見ておいた方が良いです。新品でこれ以下の価格になってくると、ゲーミングとは名ばかりのなんちゃってゲーミングPCなので注意してください。また、低価格なゲーミングPCほどintel製のCoreシリーズではなく、コスパの良いAMDのRyzenシリーズが搭載されています。

      CPUの性能


      『PCの中で最重要パーツ』と言っても良い「CPU」。PCの性能の大部分を占める頭脳ともいえる存在です。このパーツが高性能なほど、そのPCの処理能力が高まります。intel製のCoreシリーズであれば、i9を筆頭にi7 i5の順に処理性能が高いです。さらに下のグレードでi3も存在しますが、「ゲーミングPC」を購入する際は最低でもi5、できればi7を選択してください。

      またintel社製CPU以外にも、AMD社製のRyzenというCPUも存在します。全体的にコストパフォーマンスが良く、コチラも非常にオススメなCPUです。Ryzenの場合は9,7,5,3の順に処理能力が高く高価になります。

      グラフィックボード


      「グラボ」または「GPU」と呼ばれることも多い「グラフィックボード」。このパーツは名前の通り、グラフィックに関する処理を行うパーツです。種類は大きく分けて2種類あり、最新機能が実装されているRTXシリーズと、最新機能を省き価格を抑えたGTXシリーズがあります。こちらもCPUと同じようにRTX2060 RTX2070など数字が大きくなるほど性能が高いです。また数字の上昇以外にも同じ番号に「ti」や「SUPER」といった文字が付く製品もあります。これらの文字が付くシリーズは、無印の製品もより何割か性能アップしているのが特徴です。

      このようにラインナップがかなり豊富なため、正直はじめて購入する際は間違いなく迷う部分だと思います。あくまで私の個人的な主観で恐縮ですが、『DEATH STRANDING(デス・ストランディング)を快適に楽しむのであればGTX1650』、『DEATH STRANDING(デス・ストランディング)以外の最新のゲームもプレイしたいならRTX1660SUPER』、『予算に余裕がありより快適な環境を目指すならRTX2060以降』をオススメします。

      注意点としてグラフィックボードはCPUの性能に見合ったものを購入してください。CPUの性能をケチって、グラフィックボードを高級品にするといった選択は最悪です。グレードの高いグラフィックボードの処理には、同じく高性能なCPU性能が求められます。例えばcore i5にRTX2080tiを載せるといった組み合わせは充分に力を発揮できず、『宝の持ち腐れ』になってしまいます。

      メモリ


      CPUやGPUの処理をはじめ、アプリの起動など様々な要素で使用されるメモリ。特にゲームをプレイしながら配信もする場合には、大量のメモリが必要になります。ゲームだけでなく、マルチタスクで色々なことをしたい場合はできるだけ多めのものを選択してください。

      DEATH STRANDING(デス・ストランディング)の推奨スペックでは8GBとなっています。ただし、最近はゲームだけでなく配信といったマルチタスクの機会も増えているので、予算に余裕があれば16GB以上をオススメします。

      ジャンル別:DEATH STRANDING(デス・ストランディング)用おすすめゲーミングPC

      低価格コスパ重視『G-Tune LG-S5082SIG5ZJ』

      OS Windows10
      CPU Core i5 9400
      GPU GeForce GTX 1650 SUPER 4GB
      メモリ 8GB DDR4 SDRAM
      SSD 512GB
      HDD 2TB HDD

      『とにかくDEATH STRANDING(デス・ストランディング)がやれればOK!』という人向けのモデル。ゲーミングPCの入門としてもオススメです。

      最新ゲームもコレ1台!『G-Tune NM-S712SIR6SZI』

      OS Windows10
      CPU Core i7 9700
      GPU GeForce RTX 2060 SUPER 8GB 
      メモリ 16GB DDR4 SDRAM
      SSD 512GB
      HDD 2TB HDD

      『DEATH STRANDING(デス・ストランディング)だけじゃなく他のゲームでも遊びたい!』という人向けのモデル。フルHDのゲームであればだいたい楽しめるお得なゲーミングPCです。

      最高レベルの環境を実現!『G-Tune MP-M7K33SJR8SZJ』

      OS Windows10
      CPU Core i7-10700K
      GPU GeForce RTX 2080 SUPER 8GB
      メモリ 32GB DDR4 SDRAM
      SSD 1TB NVMe SSD
      HDD 3TB HDD

      『超快適な環境でDEATH STRANDING(デス・ストランディング)を遊びたい!』という人向けのモデル。最新のRPGからFPSタイトルまで非常に快適に遊べるゲーミングPCです。

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      この記事を書いた人

      キャリア系メディアでライターとして勤務後、2017年よりフリーランス。学生向け新卒メディアの取材を経験したのち、現在は趣味のゲームを題材にブログを管理・運営しています。

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