RiotGamesが開発・運営を手掛ける対戦型シューターVALORANT(ヴァロラント)。今回はアップドラフトによる自由度の高いポジショニングと、テイルウィンドで安全にワンピックを取れるチームのACE級エージェント、『JETT(ジェット)』についてスキルの基本的な紹介と具体的な立ち回りについて紹介していきます。
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「ついてきなよ」#VALORANT pic.twitter.com/nbqJdc9RYA— VALORANT JAPAN (@VALORANTjp) April 2, 2020
【VALORANT】『JETT(ジェット)』のスキルと立ち回りについて解説。高い機動力とブリンクで先制攻撃を仕掛けるACE級エージェント【ヴァロラント】
エージェント全体の仕様
種類と役割
操作キャラクターは「エージェント」と呼ばれ、それぞれのエージェントに「デュエリスト」、「センチネル」、「イニシエーター」、「コントローラー」の中から1つ役割が割り当てられています。
※各役割については以下の通り
- デュエリスト:キルが稼ぎやすいアビリティを中心にキャラが構成されており、いち早く戦闘に参加して敵を殲滅するエージェント。
- センチネル:防御型のエージェント。アビリティがテリトリーの補強や敵の攻撃の鈍化など、チームを守るのが主な役割。
- イニシエーター:索敵による敵の位置把握や、フラッシュやスタンによる妨害といったアビリティを中心にチームのチャンスを作るエージェント。
- コントローラー:視覚や進路の妨害のアビリティをメインに、相手の進行をコントロールすることで戦況を有利に運ぶのが主な役割。
全体を通じたスキルの仕様
スキルに関する仕様は以下の通り。『VALORANT(ヴァロラント)』ではマッチを通して獲得できる資金を使い、アビリティをはじめ武器やアーマーを購入する仕様となっています。
※各スキルの分類と仕様
- アビリティ1: ラウンド開始時、武器やアーマーと同様に購入できる
- アビリティ2: ラウンド開始時、武器やアーマーと同様に購入できる
- シグネチャーアビリティ: 購入対象ではなく常時保有している。一定時間で再使用可
- アルティメットアビリティ: キルやラウンドを通じてチャージできる。また、マップ内のオーブを取得することで一気にチャージを進めることも可能
JETT(ジェット)の概要
『JETT(ジェット)』は上下と左右に優れた瞬発力を持ち、高い機動力で先制攻撃を仕掛ける「デュエリスト」のエージェント。アップドラフトで上下に自由自在なポジションニングができるほか、テイルウィンドによるサイト内侵入や戦線離脱、クラウドバーストを使った射線妨害、さらにはヘッドショットで敵を1発で葬れるブレイドストームなど、高いキル能力と離脱に長けたチームのエースとも言えるエージェントです。その他、『JETT(ジェット)』のみ落下速度をコントロールできるパッシブアビリティも所持しています。
テイルウィンドによる1キル取得後の戦線離脱は特に魅力的で、相手からのトレードキルを許さないため非常に強力。また、アビリティ全体のコストが低くアサルトライフルなどの武器を購入しやすいことや、ブレイドストームによってクレジットがない状態でも高い攻撃力を維持できたりと、デュエリストの中でも特に人気の高いエージェントとなっています。
JETT(ジェット)のスキル紹介
【C】アビリティ1: クラウドバースト『コスト:200/スタック数:3/効果時間7秒』
「クラウドバースト」は前方にスモークを投げるアビリティです。マップ内のオブジェクトか地面に接触すると球体のスモークが7秒間展開します。オーメンやブリムストーンといったコントローラーのスモークとは違い効果時間が短いものの、最大3つ所持できることやコストが100と非常に低く、気軽に使っていける特徴を持っています。
また、アビリティ使用後に上下左右に曲げられるというアドバンテージも持っているのが特徴です。キーバインドの初期設定であれば、「Cキー」でスキルを使用後にマウスで視点を動かすことで自由な方向に「クラウドバースト」を投げられます。自分の体を晒さずに障害物の後ろから投げるのもオススメです。
立ち回り用 ワンポイントTips
「クラウドバースト」はサイト内への侵入の際に敵の射線を切る目的で使うと効果的です。ジェットは味方の先頭に立つ場面が多くキルされる確率も非常に高いですが、「クラウドバースト」で射線管理することである程度安全に戦うことが出来ます。
そのほか、続けて敵と近い距離で撃ち合いになった場合には、自分のすぐそばに「クラウドバースト」を展開することで一時的な目くらましとしても利用できます。
【Q】アビリティ2: アップドラフト『コスト:150/スタック数:2』
「アップドラフト」はエージェントを高く上昇させるスキルです。スタック数が最大2となっており、複数回使用することでより高く飛び上がることもできます。そのほかにも、『JETT(ジェット)』はこの「アップドラフト」を使うことで、一般的なエージェントでは到達できない場所でもポジショニングを取ることが可能。アングルという面においても『JETT(ジェット)』は非常に大きなアドバンテージを持っています。
立ち回り用 ワンポイントTips
「アップドラフト」により自由なポジショニングができることから、『JETT(ジェット)』はスナイパーライフルの適正も非常に高いエージェントです。相手が予想し辛い位置にエイムを置いて積極的にワンピックを狙っていきましょう。敵の攻撃回避手段として利用するのも非常にオススメ。ソーヴァのハンターズフューリーが来た際に「アップドラフト」を使って上に飛ぶことで回避することができます。
【E】シグネチャーアビリティ:テイルウィンド『コスト:なし/再チャージ:2キル』
「テイルウィンド」は進行方向に向かって高速で移動するスキルです。前方への移動はもちろん、移動キーを組み合わせることで左右や後方への移動も可能です。一度使うと使用できなくなりますが、敵を2キルするとチャージされて再び使用可能になります。
立ち回り用 ワンポイントTips
「テイルウィンド」は戦線離脱の手段として非常に優秀なスキルです。敵を先に1キルした後、スキルを使用することで敵のトレードキルを防ぐことができます。また逆に、交戦前に「テイルウィンド」を使用して敵の位置を把握するピーク手段としても使えます。
「テイルウィンド」にはサイファーのトラップワイヤーを切る効果があり、サイト侵入の際に使用することで自分だけでなく、味方も安全に進むことが出来るようになります。敵の陣地へ入る場合は積極的に使っていきましょう。
【X】アルティメットアビリティ: ブレイドストーム『コスト:7ポイント』
「ブレイドストーム」は頭150・胴足50の威力を持つクナイを合計で5本持つスキルです。左クリックで単発射撃、右クリックでバースト射撃する仕様となっています。さらに、「ブレイドストーム」は1キルするたびに再び補充されるという特性も持っているので、敵を倒し続けている限り永続的に使うことが可能です。
VALORANT(ヴァロラント)では珍しいストッピング不要な武器でもあるので、非常に扱いやすいのも魅力です。
立ち回り用 ワンポイントTips
「ブレイドストーム」は上でも紹介した通りストッピング不要な武器です。そのため、空中や移動しながらの攻撃も可能。同じく『JETT(ジェット)』のスキルのアップドラフトやテイルウィンドを併せて使うことで、敵を翻弄しながら有利な状況で攻撃することができます。
ただし、ひとつ注意点として「ブレイドストーム」のバースト射撃(右クリック)は単発に比べて精度が落ちます。バースト射撃を狙う際には出来るだけ近い距離で撃つようにしましょう。
JETT(ジェット)まとめ
ということで、今回はVALORANTのデュエリスト『エージェント:JETT(ジェット)のスキルと立ち回りについて』解説していきました。
『JETT(ジェット)』は有利なポジションから積極的にファーストブラッドを狙っていく、まさにチームのエースと言っても過言ではない存在です。キルを取った後もすぐに戦線離脱できるため、続けてキルを重ねやすいのも魅力。味方の先頭に立って戦いたいプレイヤーに非常にオススメなエージェントです。ではまた ノシ。