【VALORANT】パッチノート3.10を公開。チェンバー実装/フルパのランク制限撤廃/不具合の修正などアップデートが実施【ヴァロラント】

RiotGamesは11/16、『VALORANT』3.10パッチノートを公開しました。今回のパッチでは、新エージェント『CHAMBER(チェンバー)』が実装されたほか、ランクマッチでパーティを組む際の制限が撤廃。そのほか、128fps以上で稼働時にパケット送信レートが基準を下回っていた不具合の修正など、各種アップデートが実施されています。

※以下、公式サイトより引用

VALORANT パッチノート 3.10

予定より少し遅れてしまいましたが、今パッチで新エージェントのチェンバーが実装されます。また、コンペティティブキューでの5人プリメイドパーティーのランク制限が撤廃され、これにあわせてランクレーティングの獲得/損失量に種々の調整が設けられました。本記事の内容とコンペティティブプロデューサーからのコメントを確認しておくことを強くおすすめします。

また、最大数ミリ秒の追加の入力遅延を引き起こしていた128fpsの不具合を修正しました。こちらについても詳細は本文をご覧ください。

Patch_Notes_Highlights_3_10_JA.jpg

エージェントのアップデート

chamber.jpg

チェンバー

コンペティティブのアップデート

コンペティティブキューで、ランク制限なしの5人プリメイドパーティーを組めるように

スマーフを減らす施策の一環として、コンペティティブキューにおいて、あらゆるランクで5人プリメイドパーティーを組めるようになります。私たちが行った調査によると、スマーフを行う最も一般的な理由は「ランク制限の縛りなくフレンドとプレイしたいから」というものでした。小規模なパーティー構成では引き続き制限を設けていますが、5人のプリメイドで制限をなくすことで、フレンドと一緒にプレイしやすくなるはずです。

スキル差の大きいパーティーを組むことで起こり得る競技の公平性の問題については、その影響を軽減できるよう、ランクレーティングに関するルールを設けて対応しています。

詳細は以下の通りです。

  •  メンバー全員がダイヤモンド2以下の場合:
    • 「MMRの平均値が近い別の5人のプリメイドパーティー」とのみマッチメイキングするため、対戦待ち時間が長くなることが予想されます。
    • 既存のランク制限の範囲を超えて5人パーティーを組むと、ランクレーティング(RR)の獲得量および損失量が低減されます。どの程度低減されるかは、パーティー内のランク差によって異なります。
    • 以下が例になります:
      • あなたとフレンドで5人パーティーを組みました。最もランクの低いメンバーはシルバー1で、最も高いメンバーはプラチナ1です。ランクが最も高いメンバーと最も低いメンバーのランク差が、通常のランク制限を1ランク分超えているため、メンバー全員に50%のRR低減が適用されます。
      • 上記と同じグループからメンバーが1人抜けて、新たにブロンズ1のフレンドが加わった場合、スキル差が広がり、通常のランク制限を4ランク分超えることになるため、メンバー全員に75%のRR低減が適用されます。
  •  メンバーに1人でもダイヤモンド3以上がいる場合:
    • 「MMRの値が近い別の5人のプリメイドグループ」とマッチングするまで待ち続けるため、予想待ち時間が大きくずれたり、待ち時間が大幅に増加したりする可能性があります。
    • この場合のRR低減は、グループ内のスキル差に応じて50%から90%まで変化します。
    • こちらも例を見てみましょう:
      • メンバーのうち4人がイモータル、1人がダイヤモンド2の場合、メンバー全員に75%のRR低減が適用されます。
      • 上記と同じメンバーで、ダイヤモンド2のプレイヤーがダイヤモンド3に昇格した場合、適用されるRR低減は50%になります。メンバー全員がダイヤモンド3以上となる場合、この50%が最小になります。
  •  メンバーに1人でもレディアントがいる場合:
    • ダイヤモンド3以上の時と同様に、「MMRの値が近い別の5人のプリメイドグループ」とマッチングするまで待ち続けるため、待ち時間が大幅に増加する可能性があります。
    • この場合のRR低減は最低で75%、レディアント未満のメンバーがいる場合は90%になります。

上記の変更とあわせて、コンペティティブキューから4人のプリメイドが削除されます。4人のプリメイドパーティーでは、残ったソロキュープレイヤー1人のプレイ体験が比較的好ましくないものになる傾向があるためです。このオプションを無くすことで悪質行為の報告が全体的に大きく減ると考えています。

以上の変更によって様々なことが改善されることを期待していますが、一方で潜在的なリスクがあることもはっきりと認識していますので、今後数週間に渡ってコンペティティブキューを注意深く監視し、必要に応じて迅速な調整を行います。

──コンペティティブプロデューサー、Matthew Le

Eスポーツ関連機能

  • 「配信向けHUDの最小化」機能を使用した際に、観戦者のエージェントのアイコンが固定されてしまう不具合を修正
  • 観戦者向けに、アタッカーとディフェンダーで異なるHUDカラーを適用できるように
    • アタッカーのアビリティーは赤で表示され、ディフェンダーのアビリティーは青緑で表示されます。
  • 観戦時のミニマップのプレイヤーアイコンに、視点を指定中のプレイヤーを示す黄色の枠線が表示されるように

不具合修正

ゲームシステム

  • 128fps以上で稼働時にパケット送信レートが128fpsを下回るケースが発生する原因となっていた、ネット/シムチックのエイリアシングに関する不具合を修正

ソーシャル

  • ロビーで招待済みのプレイヤーを再度招待できていた不具合を修正

Eスポーツ関連機能

  • 観戦時にミニマップのズーム設定が無効になる不具合を修正
  • プレイヤーが特定のアビリティー(サイファーの「スパイカメラ」、スカイの「トレイルブレイザー」、ソーヴァの「オウルドローン」)の視点に切り替えている間、観戦中のコーチがそのプレイヤーの視点をホットキーで指定できなくなる不具合を修正
  • 観戦中、同じプレイヤーを他の観戦者も指定していた場合、「Shift+プレイヤー番号」を押してもシネマティックカメラに正しく切り替わらない不具合を修正
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この記事を書いた人

キャリア系メディアでライターとして勤務後、2017年よりフリーランス。学生向け新卒メディアの取材を経験したのち、現在は趣味のゲームを題材にブログを管理・運営しています。

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