【VALORANT】日本代表-ZETAの世界ベスト3を掛けた戦いが4月23日(土)午前5時より開幕!今からでも遅くない、VCT 2022: Masters Stage 1 – Reykjavík観戦が楽しくなる予備知識まとめ【ヴァロラント】

RiotGamesが開発・運営を手掛けるタクティカルFPS『VALORANT(ヴァロラント)』。現在、本タイトルはアイスランドのレイキャビクにて国際大会の1つ「VCT 2022: Masters Stage 1 – Reykjavík」を開催中です。日本からは代表としてZETA DIVISIONが出場。予選およびプレイオフ初戦こそ負けはしたものの、いずれもLOWER側のトーナメントにて世界の強豪を次々と破る快進撃を続け、ついに世界ベスト4に残る快挙を達成しています。

ZETA DIVISIONの熱い戦いと比例するように、同チームを応援する声援の数も同様に増加。「VCT 2022: Masters Stage 1 – Reykjavík」にて行われた日本代表戦の国内同時視聴者数が32万人を突破したほか、試合中はZETA DIVISIONの勝利を願うハッシュタグ(#ZETAWIN)でtwitterのトレンドが埋め尽くされるなど、応援についても驚異的な盛り上がりに。今回の大きなトレンドで初めて『VALORANT(ヴァロラント)』というタイトルを目にしたという方も多いかもしれません。

ということで、今回のエントリーでは『VALORANT(ヴァロラント)』の大会を新たに観戦・応援したい方に向けて、同タイトルや現在開催中の大会「VCT 2022: Masters Stage 1 – Reykjavík」の概要をピックアップ。4月23日(土)午前5時に行われる世界ベスト3を掛けた大一番「ZETA DIVISION vs PAPER REX」戦がもっと楽しくなる予備知識について紹介していきます。

目次

【VALORANT】日本代表-ZETAの世界ベスト3を掛けた戦いが4月23日(土)午前5時より開幕!今からでも遅くない、VCT 2022: Masters Stage 1 – Reykjavík観戦が楽しくなる予備知識まとめ【ヴァロラント】

VALORANTとは

タクティカルシューター+α

正確な射撃技術と駆け引きが求められるタクティカルシューターに、「エージェント」と呼ばれるキャラクターが持つ固有のスキルが加わることで、これまで経験したことがない新たなFPS体験を生み出している本作。ボムの設置及び起爆を目的とする攻撃側と、設置の妨害または解除を目的とする防衛側で5体5のチームに分かれ、試合中は仲間との連携が不可欠な緊張感ある戦いが繰り広げられます。

攻撃と守備は12ラウンド経過した時点で入れ替わり、各マップにて13ラウンド先取したチームが勝利。「VCT 2022: Masters Stage 1 – Reykjavík」ではBO3(ベスト・オブ・スリー)形式で試合が行われ、先に2つのマップで勝利を収めたチームが次の戦いへ駒を進められるルールとなっています。

個性豊かなエージェント

エージェントには「デュエリスト」、「センチネル」、「イニシエーター」、「コントローラー」の中から1つ役割が割り当てられ、変化に富んだキャラクターを操作しながらゲームを楽しめるのが特徴です。本大会「VCT 2022: Masters Stage 1 – Reykjavík」開催時点では、各役割を合わせて計18人のエージェントが実装されています。

※各役割については以下の通り

  • デュエリスト:キルが稼ぎやすいアビリティを中心にキャラが構成されており、いち早く戦闘に参加して敵を殲滅するエージェント。
  • センチネル:防御型のエージェント。アビリティがテリトリーの補強や敵の攻撃の鈍化など、チームを守るのが主な役割。
  • イニシエーター:索敵による敵の位置把握や、フラッシュやスタンによる妨害といったアビリティを中心にチームのチャンスを作るエージェント。
  • コントローラー:視覚や進路の妨害のアビリティをメインに、相手の進行をコントロールすることで戦況を有利に運ぶのが主な役割。

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VCTとは

VCTとはVALORANT Champions Tourの略称で、下から順にCHALLENGERS・MASTERS・CAMPIONSの計3つのグレードに分かれた大会が年間を通して行われています。開催地域は世界7地域-EMEA-ヨーロッパ/中東/アフリカ、NA-北米、Korea-韓国、APAC-アジア太平洋、JAPAN-日本、LATAM-ラテンアメリカ、BR-ブラジルとなっており、現在開催中の「VCT 2022: Masters Stage 1 – Reykjavík」は中央のグレードにあたり、1つ下のグレードであるCHALLENGERSの大会を勝ち抜き各リージョンの代表となった全12チームが出場しています。

また、VCTは各大会の結果を通じてサーキットポイントを獲得できる仕組みとなっており、最高グレードのCAMPIONSについては年間を通して高い成績を残したチームのみ出場できるVCTの最終決戦とも言える舞台となっています。2021年度はドイツのベルリンで開催されVCTの締めくくりに相応しい大きな盛り上がりを見せました。

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今大会の日本代表チームについて

REYKJAVIK, ICELAND – APRIL 14: ZETA DIVISION arrives at the VALORANT Masters Bracket Stage on April 14, 2022 in Reykjavik, Iceland. (Photo by Lance Skundrich/Riot Games)

 

ZETA DIVISIONは東京を拠点とするe-sportsチーム。『ゲーマーとそれを取り巻くカルチャーをより豊かにし、次世代の文化を形成する』と銘打つ通り、大会の出場だけに留まらず選手のプロモーションやアパレルの販売など、e-sportsをより洗練された文化にするべくゲーミングライフスタイルブランドとして活動している団体です。

国内で活動している『VALORANT(ヴァロラント)』のプロチームの中でも特に人気が高く、また「VCT 2022: Masters Stage 1 – Reykjavík」の前哨戦にあたる「VCT 2022 Japan Stage1 Challengers Playoffs」で国内のプロチームを全て破り優勝を果たすなど実力も折り紙付き。VCTの創設(※当時はabsolute jupiterという名前で2021年にリブランディングが行われました)から常に高い注目を集めているチームの1つです。

「VCT 2022: Masters Stage 1 – Reykjavík」では Dep,crow,SugarZ3ro,TENNN,Lazの計5名が選手として出場しているほか、JUNIOR,XQQの2名が『VALORANT(ヴァロラント)』部門のコーチとして選手と一緒に奮闘しています。

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何でこんなに盛り上がってるの?

REYKJAVIK, ICELAND – APRIL 14: Yuma ÒDepÓ Hashimoto of ZETA DIVISION prepares to compete at the VALORANT Masters Bracket Stage on April 14, 2022 in Reykjavik, Iceland. (Photo by Lance Skundrich/Riot Games)

 

上の項目でも紹介した通り、『VALORANT(ヴァロラント)』の大会は現在のところ日本を含む7つのリージョンで開催されています。その中でも最弱と呼ばれているのが日本で、過去の国際試合の戦績を見ても海外のチームに勝つことができず、「VCT 2022: Masters Stage 1 – Reykjavík」の優勝候補を決める事前予想でも低い位置に置かれていました。また、日本のプロチームが海外に比べて弱いのは『VALORANT(ヴァロラント)』に限った話ではなく、FPS/TPSなどシューターゲームの主なタイトルで共通の問題となっています。

そんな前評判のなか始まった「VCT 2022: Masters Stage 1 – Reykjavík」の初戦、「日本代表-ZETA DIVISION vs 韓国代表-DRX」戦の結果はマップカウント0-2の惨敗。『やっぱり海外には勝てないのか』という落胆の空気がファンの間でも流れていました。

ここからが本当に凄かった( ´Д`)=3

そもそも現在のZETA DIVISIONは元々強かったチームをベースに注目されている若手のホープ達を集結させた、言わば「ぼくの考えた国内最強チーム」のような状態。それだけにDRX戦の惨敗は絶望を感じるのに充分すぎる内容だったものの、LOWER側に移動したZETA DIVISIONはEMEAのFNATICに勝利を収め、続くBRを拠点に活動するNinjas in Pyjamasも撃破。上位8チームのみ参加できる「VCT 2022: Masters Stage 1 – Reykjavík」のプレイオフに進出。

さらに

ここからもむっちゃ凄かった( ´Д`)=3

プレイオフ進出後、残念ながら初戦でEMEAのG2(※EMEAはむっちゃ強いチームしかいない)に敗北。再びLOWER側に移動したZETA DIVISIONはEMEAのTEAM LIQUIDに勝利を収めると、続いて今大会で最初にボコボコにされた韓国代表-DRXと再戦。直近の苦い経験から悪夢の再来かという思いも束の間、マップカウント2-1でこの戦いにも勝利を収め世界ベスト4という快挙を達成しました。

このLOWER側から勝ち上がり奮闘を続ける姿や、ラウンドごとにチームに声をかける様子が国内のみならず海外の『VALORANT(ヴァロラント)』ファンからも注目され、「VCT 2022: Masters Stage 1 – Reykjavík」におけるミームの1つにもなっています。

どこに行けば試合を見られる?

試合の様子は配信プラットフォームのYouTube および Twitchにて視聴することができます。配信は複数の言語でチャンネルが展開されており、英語による本配信または日本の配信がオススメです。日本語配信は良い声のFPSに詳しいオジサンがいっぱい出てきます。

そのほか、大会の配信はRiotGamesの公認のもと有名ストリーマーによるミラー配信も行われているので、お気に入りのストリーマーと一緒に試合の様子を楽しむことができます。英語&日本語の配信URLについては下のリンクカードの通り。配信URL一覧はこちらから。

※英語

[blogcard url=”https://www.twitch.tv/valorant”]

[blogcard url=”https://www.youtube.com/channel/UCA1d3HFGFUmkKr2JIUA5Vlw”]

※日本語

[blogcard url=”https://www.twitch.tv/valorant_jpn”]

[blogcard url=”https://www.youtube.com/c/VALORANTjp”]

※明日は東京の新宿でパブリックビューイングも開催予定(参加上限200名 要18歳以上および抽選)

リアルタイムで声援を送りたい!

リアルタイムで声援を送りたい場合は、試合開始直前および試合中に「#ZETAWIN」を付けてtwitterに投稿すればOK。期間中は同じハッシュタグで埋め尽くされるので、他の人の応援を確認してみるのもオススメです。EMEAおよび北米の1位通過を下したAPAC代表PAPER REXとの世界ベスト3をかけた戦い、「ZETA DIVISION vs PAPER REX」戦は明日4月23日(土)午前5時より開始予定。初めて『VALORANT(ヴァロラント)』というタイトルを目にした方も、本作の大会は観戦するだけでも非常に楽しいので、今回の予備知識を参考に応援してみてはいかがでしょうか。ではまた ノシ。

※観戦するだけじゃなく同じゲームで遊びたいという方はコチラから。

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この記事を書いた人

キャリア系メディアでライターとして勤務後、2017年よりフリーランス。学生向け新卒メディアの取材を経験したのち、現在は趣味のゲームを題材にブログを管理・運営しています。

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