RiotGamesは7/21、『VALORANT』1.04パッチノートを公開しました。今回のアップデートではヴァイパーの大幅な強化をはじめ、レイズ・ブリムストーンについてウルトの必要コスト増加など、エージェントに関する内容を中心に調整が行われています。
パッチノート 1.04https://t.co/PdLewUbdpG
クラシックを総点検したほか、ヴァイパー、ブリムストーン、レイズ、サイファーのバランス調整を行っています pic.twitter.com/RsuuKQ0IDY
— VALORANT // JAPAN (@VALORANTjp) July 21, 2020
【VALORANT】ヴァイパーに大幅な強化が実施。パッチノート1.04まとめ
※以下、公式サイトより引用
エルダーフレイム武器スキンについてはお読みいただけましたか?たくさんの工程が詰まっていることをお伝えできたかと思います。そして、こちらのVALORANTファンアートもぜひご覧ください。
それでは、今回のパッチについてお話しましょう。4人のエージェントに調整を行い、ヴァイパーには「衰弱」による敵への毎秒効果を含め、いくつか強化を行いました。ブリムストーンとレイズについては、その強力なアルティメットを使う際にもう少し工夫する必要が出てきます。
クラシックはバグ修正にあわせて挙動の調整も行いました。また、ラウンド開始前の購入メニューでステータスを簡単に比較できるようになったので、ぜひ確認してみてください!
エージェントのアップデート
ヴァイパー
ヴァイパーズピット
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ヴァイパーはアルティメットのスモークの外に出ていられる時間が短かったことでプレイが制限されるだけでなく、敵に継続的に多くの情報を与えることになっていました。スモークの外にもっと自由に出られるようになったことで、新たな興味深い心理戦を行えるようになり、敵に戦術的なプレッシャーを与えられるようになると考えています。これ以外の改善では、自分がスモーク内にいる優位性が増したほか、ミニマップ上で敵に捕捉されてダメージを受けることが少なくなるはずです。
衰弱
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「衰弱」がすぐに解除されていたためにヴァイパーの優位性が制限されており、想定していたほど十分な脅威を与えられていませんでした。「衰弱」が解除されるまでの時間が遅くなったことで、「ヴァイパーズピット」のアップデートとあわせてヴァイパーと味方が優位になれる時間が増加し、アルティメットの新たな活用方法が生まれるでしょう。
燃料
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両方の視界阻害アビリティーを同時に発動すると稼働時間が短縮されるために、これらのアビリティーの同時使用が難しくなっていました。ヴァイパーのスモークは彼女のキットの大半を占め、大きな役割を担うものですので、これらを同時に使いやすいようにして、味方チームがサイトを奪う際の強力な選択肢となるようにします。
レイズ
ショーストッパーの発動に必要なULTポイントが6から7に増加 |
レイズのアルティメットはゲーム内でも特に影響力が大きく、ほぼあらゆる状況で活用できるものです。その結果、これまで少し多く使われ過ぎていました。そこでコストを1ポイント増加して、プレイヤーが「ショーストッパー」に遭遇する頻度を低下させます。
ブリムストーン
オービタルストライクの発動に必要なULTポイントが6から7に増加 |
レイズのアルティメットと同様に、ブリムストーンのアルティメットも影響力が大きく、様々な場面で活用できるものです。ラウンドに影響を与える頻度が少々高過ぎると感じたので、コストを少し増加させることにしました。
スティムビーコンが敵にバフを与えなくなり、また敵には効果範囲が表示されないように |
「スティムビーコン」は状況を選んで活用する必要があるアビリティーとなっていますが、敵にブリムストーンの位置を知られるだけでなく、意図せず敵をバフしてしまうことがあったため、想定よりもずっと弱いものになってしまっていました。
ブリムストーンの装備の精細度 |
考えてみれば、FPSでは自分の腕を見ている時間が非常に長く、常に眺めていると言ってもいいほどです。私たちは正式リリース前に、ブリムストーンの装備の精細度を向上させてゲームの全体的な品質に一致させるつもりでした。今回ついに、それを行いました──ぜひご覧ください!
サイファー
購入フェーズ中にサイバーケージを拾えるように |
武器のアップデート
クラシック
バグ修正の主な内容はクラシックの右クリックですが、この機会に武器の挙動の一貫性を少し高めました。ジャンプ右クリックの有用性を少し調整しましたが、至近距離での有用性は失われていないことを願っています。
- 走りながら右クリックした際の射撃精度低下が意図したよりも大きくなっていた不具合を修正
- 駆け足時に1.5の射撃精度低下のペナルティが追加されていました。これはピストルにおける全般的な走行エラーカーブを参照していたからです
- ジャンプに射撃精度低下のペナルティが適用されていなかった不具合を修正
- 駆け足時の拡散率を3.4から2.1に変更
- 主にバグ修正です
- ジャンプ時の拡散率を1.9から2.3に変更
- 歩行時の拡散率を1.9から1.95に変更
- しゃがみ時または静止時に10%の射撃精度ボーナスを追加
- しゃがめば射撃精度ボーナスが得られるというシステムに一貫性を感じられるようにすることが狙いです
HUDとUI
- ステータスを比較しやすいように、ラウンド開始前のショップにおける武器ステータスのテキストボックスを図表に置き換えました
利便性のアップデート
- ミニマップにおける観戦者の視界コーンがチームごとに色分けされるように
エルダーフレイム スキン
- エルダーフレイム オペレーターの装備アニメーションのボリュームを調整
- オペレーターを何度も装備し直すと、ボリュームが固定されていた不具合を修正
- フレーバー的な効果音が敵の足音より小さくなるように
- 具体的には、敵の足音がゲームプレイにとって重要ではないスキンの効果音(炎のシュッという音やドラゴンの咆哮など)のボリュームを常に低下させるようになります。
- レベル1とレベル2のエルダーフレイム近接武器を調べるアニメーションに効果音を追加
パフォーマンスの改善
- 銃を拾うときのターゲット指定とセージのアルティメットのターゲット指定を味方キャラクターのハイライトと統合して、VRAM使用量とGPUの負荷を軽減
- 小規模なレンダリングパフォーマンスの修正
不具合修正
- レイナが「ソウルオーブ」を有効化して回復効果を維持するのに、「ソウルオーブ」を見る必要があった不具合を修正。パッチ1.02時の挙動と一致するように
- プレイヤーのカメラがブリムストーンのスモーク上部周辺にあるときに、ワンウェイスモーク(一方的に相手を見ることができるスモーク)になっていた不具合を修正
- ブリーチの「アフターショック」を複数のキャラクターに当てた際、すべてのキャラクターにダメージが適切に適用されていなかった不具合を修正
- ソーヴァのドローンが最大高度に達したときに揺れが発生していた不具合を修正
- 歩行時にマーシャルの射撃精度が低下していなかった不具合を修正
- ジェットのダッシュをプレイヤーが使用したときなど、一部の透光性エフェクトが1フレーム遅れていた不具合を修正
- 一部のAMD製GPUでMSAAを使用しているとき、および一部のIntel製GPUで味方のハイライトが表示されなかった不具合を修正
- 特定の解像度とアスペクト比の組み合わせでプレイした場合、読み込み画面が画面全体を覆っていなかった不具合を修正
- 光過敏症警告画面の文章を短縮
- プレビューしていたスキンバリエーションを購入すると、「装備する」ボタンがグレーのままになっていた不具合を修正
- ブリムストーンの経歴の誤字を修正(mooonlimesさんのご報告に感謝です)