6/27、カバー株式会社が開発中のメタバース「ホロアース」について、リリース時期とプロジェクトの概要がVRメディア「Mogura VR」とのインタビューにて公開されています。
「ホロアース」は異世界創造プロジェクト「ホロライブオルタナティブ」の一環として生まれたゲームタイトル。マインクラフトやARKでお馴染みのサンドボックスに分類される内容となっており、プレイヤーは自由に探索を楽しんだり、ゲーム内の素材を使って家や家具など様々なオブジェクトを作成することができます。そのほか、ゲーム内にはクエストも用意されており、いわゆるRPG的な楽しみ方も可能です。
いっぽうで、本作が他のサンドボックスゲームと大きく異なる点がメタバースの活用を目的として設計されていること。「ホロアース」はカバー株式会社のメタバース事業としてスタートしており、ゲーム内のマッチングロビーから音楽ライブやファンミーティングなど、本編以外の様々なコンテンツへアクセスできます。メタバースというと漠然とした印象しを持つだけですが、サンドボックスという見知ったジャンルを入り口に、「ホロアース」というメタバースサービスを理解できる構造になっています。
また、ゲーム本編とマッチングロビーは密接にリンクしており、「ホロアース」内で獲得したアイテムをロビーのコスチュームとして使用することも可能。そのほか、同社所属タレントの限定クエストやアイテム、ライブイベントの開催も予定していると話しており、こういったイベントはもちろんのこと、ゲーム本編に留まらないアイテムの実装が可能な点も大きな魅力です。将来的には開発側で用意したアイテムだけでなく、ユーザー主導のクリエイターマーケットのような機能の実装も明らかになっています。
最後に、開発期間を2年と想定していることから、「ホロアース」のリリース時期については2023年を予定しているとのこと。アーリーアクセスに近い形でリリースに踏み切るともあり、比較的早い段階でプレイ可能になるのかもしれません。「ホロアース」はPCおよびモバイルにて提供予定です。
※インタビュー記事全文
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