『Anthem』アンセムクリアレビュー・評価

飛ぶ!!

飛びまわる!!

アンセムはロマンに満ちたゲーム。

2月22日に発売される注目のゲーム『Anthem』アンセム

発売に先駆けてPC版では、EAの月額会員Originaccess PREMIERに入ることで2月16日から先行プレイが可能でした。

かくいう管理人も会員になって一足先にゲームクリア。

今回はその体験をもとに、発売に先駆けて本作をレビュー・評価していきたいと思います。

目次

システム面から見た『Anthem』の評価

PVだけ見ると『何だこの豪華なTPS!!』となるかもしれませんが、『Anthem』”アンセム”はシューティングゲームの体裁をとったRPGです。

もっというとハクスラ系のRPGです。

ゲームの目的はダンジョンに何回も潜りレベルをあげて強い装備を集めること。

また一見するとシューティング要素強めに見えますが、そんなこともありません。

プレイヤーが操作するスーツ(ジャベリン)は4種類。

重火器特化のコロッサス銃器特化のレンジャー近接特化のインターセプター魔法特化のストームが存在しています。

近接特化や魔法が得意なキャラクターも用意されているので、普段RPGをプレイしていて『シューティングはちょっと…』という人でも楽しめる設計になっています。

※左から順にストームレンジャーコロッサスインターセプター

スラスター移動はこのゲーム最大の魅力


良い点

最初にもさらっと登場しましたが、アンセムをプレイしていて多くの時間を割くのが移動です

スラスターで飛び回りながら移動するのは非常に快適かつ楽しい瞬間。

非常に丁寧に作りこまれていて、上で紹介した各スーツごとにモーションが用意されているほど。

自然な移動のモーションのおかげで、本当に飛び回っているかのような爽快感

ハクスラ系のRPGにありがちな退屈な移動を見事に解決しています

良くない点

しかし、せっかく完成度の高いスラスター移動ですが、残念なことに戦闘中に使うことがほとんどありません

自由に飛び回るのは、あくまで目的地への移動のみだと思っておくと良いと思います。

高いグラフィックスで構築された世界は圧倒的

良い点

アンセムの世界を構築するグラフィックスの高さは計り知れないほど。

シーンによってはリアルかそれ以上に美しく、この世界で遊ぶ楽しさをいっそう高めてくれます。

良くない点

デメリットがあるとすれば、高いグラフィックスのせいかロード時間が長くなってしまっていること。

『Anthem』”アンセム”は繰り返しダンジョンに潜るハクスラ系のRPG

だからこそ長いロード時間は死活問題です。

プレイしていてストレスになる可能性が高いのでこの点は注意。

コンボシステムでマルチがより楽しく

良い点

コンボは『Anthem』”アンセム”の大きな特徴の一つ。

攻撃には状態異常にする状態異常(プライマー)コンボを発動させる(デトネーター)の2種類が存在。

1人でコンボを発生させることもできますが、役割を分担して仲間と協力することで簡単に発動が可能です。

コンボには強力なダメージが設定されているので、仲間との協力が病みつきに。

マルチプレイ前提のゲームだからこそ実現できた楽しさとも言えます。

良くない点

コンボに依存しすぎているせいか銃器の威力が非常に低いのが欠点。

ゲーム前半はそれほど気にならないものの、終盤になると銃器で敵を倒すのがしんどくなってきます。

F・TPSプレイヤーで銃器メインでの攻略をイメージしている人は注意が必要です。

ゲームプレイから見た『Anthem』の評価

ゲームは主に3つのモードで構成されています。

本編の進行を目的としたストーリーモード

大型のボスを倒しレアリティの高いアイテム獲得が目的のストロングホールド

そしていわゆる”オープンワールド”な作りのフリープレイ

本編をクリアするまでは、ストーリーモードが中心となりますが、その後はストロングホールドやフリープレイがゲームプレイの中心に

様々なモードが用意されているので、遊びの幅は想像以上に広く作られています。

非常に豊富なカスタマイズ要素

良い点

ゲーム内では合計で五ヶ所のギアをカスタマイズ可能

各項目ごとにそれぞれの特色を持ったアイテムが用意されています。

銃器による攻撃に特化するのか、それともコンボの威力をあげていくのか。

プレイヤー自身が自分に合ったカスタマイズを実現できる点が魅力です。

良くない点

カスタマイズ要素が豊富な一方で、あまり変わりばえしないアイテムが多いのも事実。

とくにスーツの見た目を変更するアイテムが極端に少なく、カラーリング以外では特色を出しづらい状況です。

他とまったくかぶらないというのは実質無理だと思っていいと思います。

ストロングホールドでは巨大なボスとの戦闘が楽しめる

良い点

『Anthem』”アンセム”のようなアクションRPGで特に重要なのが巨大なボスとの戦闘。

ハクスラ系RPGということもありダンジョンの周回要素は非常に重要です。

それぞれのボスには各ギミックがあり単調な戦闘ではなくスリリングな展開を楽しめます。

良くない点

ボスの数が少なく飽きてしまう可能性が大

今後追加されるにしても、もう少し多く実装してほしかったところ。

同じボスでも何回も楽しめるという人はこの点は心配しなくてもOK。

ボリュームから見た『Anthem』の評価

管理人は20時間で本編をクリア、早い人だと20時間かからないとおもいます。

これだけ見るとボリューム不足と感じるかもしれません。

しかし、『Anthem』”アンセム”はハクスラ系RPG。

このゲームのメインは、繰り返しダンジョン攻略や探索を行いレベル上げと強い装備を集めること。

そこにフォーカスすれば何百時間も遊べます

また本編クリア後も新しいダンジョンの開放やイベント。

さらにレベルキャップによって新たに解放される難易度など、様々な要素が追加されていくのでボリュームについては充分だと感じました。

『Anthem』”アンセム”のストーリーやダンジョンについては今後も拡張予定で、公式より下記のロードマップが公開されています。


『Anthem』”アンセム”クリアレビュー・評価:まとめ

 

アンセムの良い点
    • ハクスラなのにスラスターのおかげで移動が楽しい!
    • グラフィックがとってもキレイ
    • コンボシステムでマルチがより魅力的
    • 装備のカスタマイズが豊富
    • 巨大ボスとの戦闘が楽しめる
    • ハクスラRPGなので何百時間も遊べる

 

アンセムの良くない点
    • スラスター移動はあくまで移動手段
    • ロード時間が長い
    • 武器の威力が貧弱
    • スーツの見た目を変えるパーツが少ない
    • 巨大ボスの数が少ない

ゲーム自体が面白いのは間違いありませんが、最初にも言った通り『アンセムはロマンに満ちたゲーム』

グラフィックの作りこみがすさまじく、自分が操作するスーツ(ジャベリン)マップともに半端なくリアルです。

『Anthem』”アンセム”というゲーム最大の魅力は、”リアルなグラフィックで作られた世界を自在に飛び回れること”と言っても過言ではないかも。

それぐらいスーツ(ジャベリン)で飛び回るのが楽しいです(笑)

シューターは苦手だけど、RPGは大好きという方にぜひ遊んでほしい作品。

ヒーローものが好きな人にもドンピシャだと思います!

丁寧に作られている部分が多く充分に楽しめる内容なので興味のある方はぜひプレイしてはいかがでしょうか!

ではまた ノシ。

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この記事を書いた人

キャリア系メディアでライターとして勤務後、2017年よりフリーランス。学生向け新卒メディアの取材を経験したのち、現在は趣味のゲームを題材にブログを管理・運営しています。

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