【VALORANT】ピック率から見るGALLERIA GLOBAL CHALLENGE 2020とRAGE Japan Tournament 比較【ヴァロラント】

ゲーミングPCのガレリアで知られる、株式会社サードウェーブ主催のeスポーツ大会『GALLERIA GLOBAL CHALLENGE 2020』が先日8/8~10から8/15・16の2週に渡って開催されました。大会一週目に招待された全16チームによるグループステージが繰り広げられ、勝利した4チーム(Absolute Jupiter・CYCLOPS athlete gaming・LAG Gaming・RE JECT)が翌週のプレーオフで激突。決勝となったAbsolute Jupiter VS RE JECT戦ではtwitchの視聴者が3万人を越える大盛況のなか行われ、Absolute Jupiterがセットカウント2-1で勝利し優勝を果たしました。

さて、視聴を終えたプレイヤーにとって次の関心といえばやはりエージェントの採用率。『いまのメタは何なのか』『どこで何のエージェントが強いのか』気になるところだと思います。ということで前回の企画に続き、今回のエントリーではピック率から『GALLERIA GLOBAL CHALLENGE 2020』と『RAGE Japan Tournament』 を比較。各エージェントとマップごとの採用についてフォーカスしていきます。(※なお、GALLERIA GLOBAL CHALLENGE 2020のデータについては参照しているサイトの都合上プレーオフの数値のみとなっています。予めご了承ください)

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【VALORANT】ピック率から見るGALLERIA GLOBAL CHALLENGE 2020とRAGE Japan Tournament 比較【ヴァロラント】

※『GALLERIA GLOBAL CHALLENGE 2020』と『RAGE Japan Tournament』の各エージェントピック率については以下の通りです。

『GALLERIA GLOBAL CHALLENGE 2020』にてピック率トップに輝いたのはジェット。ひとつ前の公認大会『RAGE Japan Tournament』から徐々に数値を上げていましたが、さらに16ポイント伸ばして88%に上昇しています。特にAscentとHavenでは全チームがジェットを採用。オペレーターとの相性が良いエージェントとしても知られるため、ロングからのピークで有利に立ちやすいマップでは必須のエージェントとなっているようです。

続いてオーメンがジェットと同率で1位を獲得。ピック率は前回の67%から12ポイント伸ばし88%に。前回大会同様にAscentでは100%と圧倒的な強さを見せているほか、Bind・Haven・Splitにおいても全て高い採用をキープしています。

惜しくも2位となったものの、大きくスコアを伸ばしたのがフェニックスです。大会を重ねるごとに徐々にピックするチームが増えてきていたものの、今大会『GALLERIA GLOBAL CHALLENGE 2020』でついに爆発。ピック率は前回の28%から45ポイント上昇して73%に。Ascentを除くマップ全てで80%近い数値を獲得するなど活躍の場を広げています。

様々なエージェントのピック率が変動するなか、変わらず高い採用をキープしているソーヴァが3位にランクイン。ピック率は69%と前回から微増ではあるものの確実に機会を増やしています。ただし、以前から不人気だったマップSplitにおいてはついに採用0%に。プレーオフでSplitにて戦ったチームは(Absolute Jupiter・CYCLOPS athlete gaming・RE JECT)の3つではあるものの、活躍の場がより明確になったと言えるのかもしれません。

『強い強い』と言われ続けているサイファーにも若干のピック率低下の影が。本大会ではスコアを29ポイント落とし65%でピック率は4位と不動の1位の座を譲る結果に。マップごとの数値を確認していくとHavenでは80%を越え、その他のマップについても50~60%の数値を獲得。依然として全マップで多数のチームがサイファーを採用しているのも間違いありません。プレーオフに参加していた『RE JECT』が全マップでサイファーをピックしていなかったことも本スコアの大きな要因の1つとなっています。

同じくゲームのリリース以来、強キャラの一人として知られるセージについてもピック率が低下。前回大会から絶対王者の『Absolute Jupiter』が全マップで不採用にしているほか、『CYCLOPS athlete gaming』についてもマップBindにおいて構成から外すなど大会を重ねるごとに必須エージェントから外れて行っている印象です。その結果がスコアにも表れて前回の72%から7ポイント落とし65%に減少。全体で5位のピック率に落ち着いています。

さて、以降のエージェントは大幅にスコアが落ち込み全てピック率が10%またはそれを下回る結果に。ここからはピンポイントで採用されているエージェントについて紹介していきます。まずは全体で6位にランクインしたブリーチについて。前回の28%から13ポイントスコアを落としてピック率は15%に減少。ただし、マップごとに見ていくとSplitでのピック率は前回の50%から75%まで上昇。決勝のAbsolute Jupiter VS RE JECTの最終マップSplit戦において両チームがブリーチをピックするなど、以前から得意と言われてきたマップでの活躍がより顕著な結果となりました。

続いてブリムストーンとレイズが同率で7位に。合計で3つのスモーク設置やスパイク解除の妨害ができることから強力なエージェントであるのは間違いないものの、大会を重ねるごとにオーメンにその席を奪われているブリムストーン。前回の39%から本大会では12%まで落ち込み、プレーオフではマップBindとHavenにおいて『LAG Gaming』が、マップSplitで『Absolute Jupiter』が採用したシーンを除いて活躍の場が見られませんでした。また、同率のレイズについてはマップBindで『CYCLOPS athlete gaming』が採用しているほか、決勝の第3マップSplit戦において『Absolute Jupiter』と『CYCLOPS athlete gaming』が共にピックしています。

今回もデュエリスト最下位となったのはレイナ。Ascentで『RE JECT』が採用していたほか、『LAG Gaming』がマップBindにおいて構成に選択。ピック率は8ポイント上昇して8%になっており、前回の0%から何とか脱却して8位という結果に。

続けて、0%と言えばこの人『ヴァイパー』もついに表舞台に登場。Bindで『CYCLOPS athlete gaming』が採用したことによりピック率が4%に上昇。依然として最下位であることは変わらないものの、今後活躍の場が広がってくるかもしれません。なお、キルジョイについては本大会で使用不可のためデータはありません。次回大会から解禁が決まっているので、キルジョイ参加でエージェントのピック率がどう変化していくのか気になるところです。ということで、以上『ピック率から見るGALLERIA GLOBAL CHALLENGE 2020とRAGE Japan Tournament 比較』でした!ではまた ノシ。

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この記事を書いた人

キャリア系メディアでライターとして勤務後、2017年よりフリーランス。学生向け新卒メディアの取材を経験したのち、現在は趣味のゲームを題材にブログを管理・運営しています。

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