RiotGamesは7/17、同社のFPSタイトル『VALORANT(ヴァロラント)』について「ASK VALORANT #3」という題名でトピックスを更新しました。プレイヤーから送られてきた質問に答える形式で、レディアントの獲得数やリプレイ機能の実装をはじめとする最新情報を公開しています。
This is Ask VALORANT. We collect your questions and choose a few to answer every other week. This loop takes on a potential in-game replay system, the number of Radiant-tier players in the world and esports plans for the observer client. Read it here: https://t.co/MsVYvF1ChO
— VALORANT (@PlayVALORANT) July 16, 2020
※以下、公式サイトより引用
Ask VALORANTでは皆さんから送られてきた質問の中からいくつかを選び、隔週でお答えしていきます。今回は、ゲーム内リプレイ機能の実装予定の有無、ランク「レディアント」に到達した世界中のプレイヤーの数、そしてeスポーツ向け観戦用クライアントの今後の展望について取り上げます。
Q
リーグ・オブ・レジェンドにあるような、フレンドにギフトを贈る機能は追加されますか?
A
はい、VALORANTにもギフト機能を(まもなく™)追加予定です!プレイヤーの皆さんが勝利や祝日など、特別な機会をお祝いする手段としてギフトを贈れるようにしたいと思っています。年内にギフト機能を実装できるよう目指していますが、日程は変更となる可能性があります。
──Miles “Riot Usury” Metzger、レベニュー・ストラテジスト
Q
ゲーム内リプレイ機能は追加されますか?
A
はい!ゲーム内リプレイ機能については近いうちに追加を検討しています。過去の試合を研究して戦略を練ったり、ネタ動画を作ったり…皆さんが様々な使い道を見出してくださることを期待しています。
─Steven Eldredge、シニアプロデューサー
Q
マップ選択/プレイリスト設定は追加されますか?
A
競技的な観点から言うと、私たちは試合が公平に行われるだけでなく、キューの待ち時間が妥当な長さになるよう保障される必要があると考えています。マッチメイキングをマップごとに分けてしまうとプール1つあたりののプレイヤー数が減ってしまい、結果としてマッチメイキングにかかる時間が伸びるだけでなく、試合の公平性を保つことが難しくなります。以上の点から、現時点ではマッチメイキングにおいて特定のマップを選択可能にする予定はありません。
—Ian Fielding、シニアプロデューサー
Q
VALORANTの大会などで使用している観戦用クライアントは何のためにあるのですか?
A
現在VALORANTで使用されているeスポーツ観戦ツールは確かに少々簡素ではありますが、今後皆さんにもご協力いただきながら、ともに作り上げていきたいと考えています。現在はイグニッションシリーズのトーナメント(毎週開催中です!)に注目し、主催者や観客、視聴者の方々からご意見をいただいて、どんな機能を優先していくかを検討している段階です。
長期目標としては、観戦用クライアントは物語を伝えることを可能にし、レベルの高いプレイのアクションやスタイルを捉えられるようにするといった、VALORANTのeスポーツの醍醐味を目いっぱい楽しむためのツールとして完成させていく予定です。VALORANTには、世界中のゲーマーが観戦し楽しめるスポーツとしての可能性があると信じていますが、それを実現するには他にはない観戦体験を生み出す必要があり、観戦用クライアントはその基礎となるものなのです。
VALORANTが複雑なゲームであることは私たちも認識しており、例えばエージェントの位置や温存中のアビリティー、各プレイヤーが購入した武器といった様々な情報は、試合という物語における重要なコンテクストとなります。VALORANTに慣れ親しんだプレイヤーも、観戦で初めてVALORANTに触れる方も、双方がゲームの魅力を十分に感じられる…そんなクライアントにしていきたいと考えています。
観戦用クライアントは、試合の配信を担当する運営チームにとって、素晴らしい視聴体験をお届けするために必要な手段なのです。また、観戦用クライアントをただ構築するだけではなく、リアルタイムのデータに簡単にアクセスできるようにし、様々の機能や体験を実現することで、例えばファンタジースポーツをプレイしているような体験を提供できるのではと考えています。
クライアント自体を改良していくことはもちろんですが、コミュニティーとライアットが一丸となることでこれまでにない配信を提供していくことこそが、私たちの目標です。今後数か月のうちにさらに詳しい情報をお伝えできる予定ですので、今しばらく見守っていただければと思います。
─Whalen “Magus” Rozelle、グローバルeスポーツ・シニアディレクター、Kasra Jafroodi、グローバルビジネスeスポーツストラテジー
ーバルビジネスeスポーツストラテジー
Q
ランクが「レディアント」のプレイヤーは世界にどのくらいいますか?
A
人数は各地域のプレイヤー人口によって異なり、地域ごとに20人から150人のプレイヤーがレディアントのランクを獲得しています。レディアントは極めて優れたプレイヤーを象徴するランクとして設計されたもので、VALORANTのプレイヤーにとって挑戦しがいのある目標であり、明確な成果となるものです。なお、レディアントのランクを維持するには継続的にプレイすることが必要で、14日間連続でゲームをプレイしなかった場合ランクは降格し、再び獲得する必要があります。
—Ian Fielding、シニアプロデューサー