RiotGamesは5/11、『VALORANT』4.10パッチノートを公開しました。今回のアップデートでは、エージェントのアビリティ使用の際に表示される進行度バーに調整が入ったほか、オーメンの三人称視点モデルがより詳細にアップグレード。また、今までグリッチによってアビリティを使わずに登れていたヘイヴンのAとCの一部オブジェクトについて、ピクセル衝突判定が削除されアビリティ無しでは登れなくなる修正が入っています。
そのほか、4.10ではゲームシステムとプレイの一貫性に関するアップデートも実施されており、射撃エラーに関するグラフの追加をはじめ、各種ゲームパフォーマンスの改善など幅広い項目に触れたパッチとなっています。
Patch Notes 4.10 arrives! Here are your highlights:
• QoL Agent updates
• Haven collision fixes
• Updates that improve gameplay consistency under certain networking conditions
• Plus, new graphs to visualize buffer delay and firing errorRead it here: https://t.co/jhSBTw2Vqd pic.twitter.com/QFH7pasR4f
— VALORANT (@PlayVALORANT) May 24, 2022
※以下、公式サイトより引用
エージェントのアップデート
- エージェントの進行度バーおよびチャージバー – 以下のエージェントについて、一定の場所に一定のサイズで表示されるように変更
- レイナ
- サイファー
- ブリーチ
- フェイド
- ジェット
- オーメン
- フェニックス
- レイズ
- スカイ
- ヨル
オーメン
- 三人称視点モデルをアップデートし、ディテールと忠実性を向上
マップのアップデート
ヘイヴン
- 以下のエリアにおけるピクセル衝突判定を削除
- Aサイトの遮蔽物の正面を歩いて上ることが不可能に
- ブーストアビリティーなしでCサイトにある遮蔽物の上部にジャンプすることが不可能に
ゲームシステム
- クライアントに、最近の射撃エラーの値を表示する新たなパフォーマンスグラフが追加されました。これはクロスヘアのエラー設定で見られる情報と同じものですが、プレイヤーの皆さんが戦闘後にご自分のパフォーマンスを診断する際に役立つはずです。
ゲームプレイの一貫性に関するアップデート
以下のパフォーマンスグラフと不具合の修正に関する詳細は、VALORANTのゲームプレイの一貫性に関するアップデート続編をご覧ください。
- PINGやフレームレートのスパイクが極端な動作処理のバッファを発生させ、それが何秒間も持続する問題を修正しました。この問題が生じていた間、以下のような現象が発生していました。
- サーバー側の入力レイテンシが増加し、PINGに基づいた予測よりも、実際に入力した動作が適用されるのに時間がかかった
- 他プレイヤーの表示における追加遅延が発生し、敵に反応できる時間が減少した
- いずれの場合も、追加レイテンシはその時点での「Network RTT Avg/Max(ネットワーク RTTの平均値/最大値)」のグラフやゲーム内スコアボードのPING値には反映されていませんでした。
- ネットワークRTTの平均値や最大値に反映されなかった、ネットワークに関する問題を理解するのに役立つ「Network RTT Jitter(ネットワークRTTジッタ)」を表示するパフォーマンスグラフを新たに追加
- ネットワークのラウンドトリップタイム(RTT)やサーバーの動作処理、そしてクライアントの動作処理遅延に起因するレイテンシを捕捉する「Network RTT + Processing Delays(ネットワークRTT + 処理遅延)」のパフォーマンスグラフを新たに追加
不具合修正
エージェント
- 設置型アビリティーを破壊した際のセリフが、味方全体に聞こえるように。対象は以下となります。
- チェンバー:「トレードマーク」と「ランデヴー」
- キルジョイ:「タレット」と「アラームボット」
- サイファー:「トラップワイヤー」と「スパイカメラ」
- ヨル:「ゲートクラッシュ」
- ネオンが「ファストレーン」や「リレーボルト」を使用した後、「ハイギア」が自動的に停止する不具合を修正
- 「ヴァイパーズピット」の近くにいるヴァイパーの敵が、観戦者には赤く光って見える不具合を修正
- チェンバーの「ランデヴー」の範囲が観戦者および観戦中のプレイヤーに表示されない不具合を修正
- ブリムストーンの「インセンディアリー」(Q)がゲーム内の他の範囲ダメージ系のアビリティーのように1ではなく、15ダメージごとにダメージを与えていた不具合を修正
- 全体的なDPSに変化はない想定です。
カスタマイズアイテム
- 「プロトコル」スキンを適用した武器を偵察、ADS(照準)、リロードなどした際、透明な線のビジュアルエフェクトに僅かなちらつきが発生していた不具合を修正
ゲームシステム
- 「設定」メニューでは適用されているとの表示があるにもかかわらず、エージェントごとのキーバインドが正しく機能しない場合があった不具合を修正
- この修正はパッチ4.09から実装されていましたが、実際にゲーム内でこの問題が起きていないことを確認できるまで「修正済み」と発表するのを控えていました。
- バトルレポートが試合中まったく表示されない場合が稀にあった不具合を修正
既知の不具合
- スパイク設置中または解除中であるエージェントが観戦対象の場合でも、HUDを最小化している観戦者にはスパイクの設置および解除バーが表示されない不具合が発生しています。