RiotGamesは7/7、『VALORANT』1.03パッチノートを公開しました。今回のアップデートでは「ガーディアン」の大幅な修正をはじめ、各種マップのアップデート・降参システムの変更が実施。そのほか既知のバグについて修正が行われています。
Patch 1.03 is coming at you with Guardian updates, a Surrender Option, and a collection of QoL updates. Read all about it: https://t.co/V108AsErlK pic.twitter.com/erAX9OE36d
— VALORANT (@PlayVALORANT) July 7, 2020
【VALORANT】ガーディアンに大幅な修正が実施。パッチノート1.03まとめ:詳細
※以下、公式サイトより引用
今回のパッチノートは少なめになります。前回のパッチでコンペティティブモード(レート制キュー)が導入されたわけですが、これまでのところ安定しているようですので、今回はメタの自然な進化を促すために、バランス調整の変更は軽めにしました。
この武器の個性がより明確になる、ガーディアンが買いですよ!今回のアップデートにより、ガーディアンの「高ダメージで手頃な価格の精密ライフル」というゲームプレイにおけるニッチな存在感が際立つようになります。また、スパイクラッシュファンのために新たなオーブが登場します。
さらに、投票を行いやすくするため、前回追加された降参オプションに専用のボタンが追加されました。「アンレート」の降参に必要な賛成数を少なくして、大多数の賛成で降参可能にしました。「コンペティティブ」は以前と変わらず全員の賛成が必要です。
また、「絶対に勝てそうにない…」という状況が発生した場合のために、降参を早めに行えるようにしました。
武器のアップデート
ガーディアン
- 価格が低下:2700クレジット→2500クレジット
- 発射速度が低下:6.5→4.75
- 貫通力が増加:中→高
- 入力キュー(入力後発射までの時間)を変更:0.083→0.1175
- これまで、ガーディアンは全武器の中で特異な存在でした。価格は他の上位武器とほとんど同じながらも、エコノミーの選択肢としては価格が高過ぎる一方で、上位武器と考えるには威力が足りませんでした。私たちはこの武器を「長射程で高精度のライフル」にしたいと考えていたものの、その割には発射速度が高いことから近距離戦で想定を超える強さとなっていました。また、「セミオートマチックで高ダメージの射撃スタイル」にもかかわらず、貫通力は他のライフルと同程度になっていました。
今回の変更で「長射程の万能武器」というガーディアンの個性がより明確になると考えています。貫通力の向上と価格の低下により、ライフル間の選択がより興味深いものになるでしょう。
- これまで、ガーディアンは全武器の中で特異な存在でした。価格は他の上位武器とほとんど同じながらも、エコノミーの選択肢としては価格が高過ぎる一方で、上位武器と考えるには威力が足りませんでした。私たちはこの武器を「長射程で高精度のライフル」にしたいと考えていたものの、その割には発射速度が高いことから近距離戦で想定を超える強さとなっていました。また、「セミオートマチックで高ダメージの射撃スタイル」にもかかわらず、貫通力は他のライフルと同程度になっていました。
マップのアップデート
ヘイヴン
- スパイクを落とすと回収できなくなっていた場所を削除
すべてのマップ
- プレイヤーがマップの地形を突き抜けていた複数の場所を修正
- ソーヴァの「リコンボルト」が壁を抜けることができていた場所を追加で削除
モードのアップデート
スパイクラッシュ
- 新オーブ:ツインハンター
- オーブを取得すると2頭のオオカミが現れて、最も近い2体の敵を追跡する(オーブのある場所から追跡を開始し、出現後はターゲットを変更しない)
- オオカミは敵を見つけると移動速度が上昇する。敵との距離が近づくとダッシュしてぶつかり、4秒間移動速度低下と視界悪化効果を受ける
- オオカミのHPは150で、ダメージを与えることが可能
- 15秒経過するか対象がキルされると消滅
- オーブを取得すると2頭のオオカミが現れて、最も近い2体の敵を追跡する(オーブのある場所から追跡を開始し、出現後はターゲットを変更しない)
- スプリット:オーブの位置
- ディフェンダーの優位を少し減らすため、ディフェンス側ミッドのオーブをミッドの高台の上に移動
利便性のアップデート
降参システムへの変更
- アンレートモードで降参成立に必要な賛成投票の割合を100%から80%に変更
- コンペティティブモードで降参成立に必要な賛成投票の割合は100%のまま
- ラウンド8ではなく、ラウンド5から降参投票を開始可能に
- ゲーム内メニューに降参投票を開始するボタンを追加
- 降参には全員の賛成が必要であったことから、なかなか成立しない場合がありました。そこで、アンレートモードはランクの変動がなく、コンペティティブと比べると勝敗の重要性が低いことから、チームの大多数(80%)が賛成すれば降参が成立するようにしました。
- コンペティティブモードは降参するとランクに影響があるので(プレイしなかったラウンドはすべて敗北クレジットにカウントされます)、今後も降参には全員の賛成が必要となります。プレイヤーのランクに影響を与える判断には、全員の同意が必要だと考えています。また、特に厳しいスタートを切ってしまった場合は早めに試合を終了できるように、降参可能になるまでに必要なラウンド数も少しだけ減少させました。
- 「コレクション」画面に全アイテムを表示するか、所有しているものだけを表示するかを切り替えるチェックボックスを追加(今後のパッチでオプションを追加し、コレクションの管理方法を改善していく予定です)
- 「自分または味方がスパイクを設置または解除」のミッションで、味方によるスパイクの設置と解除がカウントされないことがあった不具合を修正
- 移行画面と起動画面が、画面サイズ調整のためレターボックス形式で表示されるように
- 一部の言語において、バトルパスと契約書の画面でテキストが重なって表示されていた不具合を修正
- カスタムゲームでチートを有効にすると、チートメニューから次のラウンドで別のエージェントに変更可能に
- フレンドを削除する際に確認画面が表示されるように
- チャットボックスで入力中にESCキーを押すと、メッセージを削除できるように
- 明瞭性を高めるために確認画面のレイアウトに調整を行い、メインのアクションは常に左に大きく表示されるように。また、内容によって色分けし(例:削除などのアクションを赤色に)、確定ボタンとキャンセルボタンの位置を統一
- Intel GPU使用時の「バインド」における一部の表示アーティファクトを修正
- 新しいハードウェアで細かい部分のレンダリングを改善
- 起動時にクラッシュが発生した際、クラッシュ時のトラブルシューティングガイドへのリンクを記載したエラーポップアップメッセージを表示されるように
- パッチノートと支払い画面が4Kモニターでも適切にスケーリングするように
- 支払い画面のIME入力が正しく機能するように(日本語/中国語)
- 「コレクション」と「ストア」画面で個々のスキンレベルを表示できるように
- 明瞭性を高めるために、出血表現をオフにした際の命中時エフェクトを変更
- 観戦者にエージェントのシルエットが表示されるように
- シルエットのレンダリングパフォーマンスを改善
- 観戦者にエージェントのHPメーターが表示されるように
- 移動しながら購入リクエストに応じた際、移動を妨げないように
- カスタムゲームのトーナメントモード:
- カスタムゲームでトーナメントモードを設定可能になりました。他のチートはオフにしたまま、試合に参加する全プレイヤーが「対戦タイマー 一時停止」のチートのみにアクセスできるようになります。また、観戦者をモデレーターに指定できるようになり、モデレーターは追加のチートが利用可能になります。通常の観戦者はチートを利用できなくなります。
- 今後のパッチでモデレーターが利用可能なチートを増やす予定です。
不具合修正
- サイファーの罠を出入り口の内側などに設置すると、敵が通過しても発動しないことがあった不具合を修正
- ネットワークが不安定だと、対戦タイマーがカクついていた不具合を修正
- ジャンプをマウスホイールに割り当てていると、昇降器具(縄ばしごなど)から飛び降りられなかった不具合を修正
- キルされている間に試合に再接続すると発生していたビジュアルの不具合を修正
- 通常の試合で観戦者にバリアフェーズの告知が表示されていた不具合を修正
- 観戦者のスコアボードにおける複数のUI関連の不具合を修正